人生を味わう振り返り〜具体編〜【振り返りエヴァンジェリスト#2】

さて、今回は前回の予告通り、
振り返りのコツ〜具体編〜をお送りします。

年は明けてしまったのだけれど(年始所感は改めて書きます!)、
2019年の振り返りをうまくしきれなかった人、
2020年もっといい年にしたい人、
今からでも遅くないと思うのでぜひ読み進めてくださいな!
(自分の学びを書き残す的な意味合いも大きい)

ということで改めて今日書くのは
明奈さんから学んだ【LIFE LOG】
すなわち「1年間の振り返り」「人生の棚卸し」についてになります。

1年間の振り返り

SNSを見ていると多くの方もやられている2019年の振り返り。
僕の場合、どのような項目で何を意識して行ったかを書いていきます。

①どんな出来事があったかを洗い出す

まずは1年であった出来事をできるだけ書き出しました。
使った(見返した)ツールは

・Googleカレンダー
・日報
・SNSの投稿

です。

これらを「見返す」ことで、

・打ち込んだこと
・参画したプロジェクト
・参加したイベント
・読んだ本
・プライベートで感動した出来事
(映画・音楽・旅行など)

を洗い出していきました。

僕の場合、Twitterの投稿を1年分見返すだけでも
その時々で感じていたことを思い出せてよかったです。

②それぞれの出来事を深掘り・再解釈する

1年間の出来事を洗い出したら、それらを鮮明に具体的に振り返ってあげましょう。

・具体的にあったこと
・印象的だった人との関わり・セリフ
・そこから得たもの・学んだこと・自分の変化
・感情の動きと感情が動かされた理由

などを振り返って言葉にしていくことで、自分の過ごした時間や経た経験の1つ1つを意味づけしていきます。

仕事や取り組みの成果や結果は目に見えてわかりやすいです。
しかしそれ以上に、「その経験から何を得たのか」「自分はどう変化したのか」を大切にできると良いです。

不本意ながら取り組んだこと、思うような結果を得られなかった経験からも得られるものは必ずあるはず。
そしてそれを振り返って「貯める」ことで、今この瞬間に深い意味づけができなくても、
数ヶ月後、あるいは数年後その学びの点と点が繋がって「無駄じゃなかった」と思える日が必ず来るはずです。

そして最後に、その経験や毎月、そして今年1年にテーマをつけてみましょう。例えばこんな感じ。


深掘りして具体化された経験たちを抽象化し直すことで客観的にその時間を捉え直し
さらに今後の自分の思考や行動に転用することができます。
(前田裕二さんの『メモの魔力』にも「抽象化」の重要性は綴られていましたね!)

人生を棚卸しするLIFE LOG

1年間を振り返りしたら、今度は人生を棚卸しする番です。
振り返る項目は大きく3つ。

①人生で影響を受けた人や言葉
②人生で意識していること・譲れないスタンス
③自分の魅力(強み・成長・変化など)

①人生で影響を受けた人や言葉

人生に影響を与えてくれてた人を、その人からもらった言葉や影響を与えてくれた出来事とともに振り返ります。

その人の存在や言葉が、自分のどんな在り方や価値観に影響しているのか。
なぜその言葉に影響を受けたのか。
なぜその人を尊敬しているのか。

自分の信念や価値観の背景を探り当てるつもりで、人や言葉について「見返す」ことをしてみてください。

②人生で意識していること・譲れないスタンス

自分の信念を明らかにする問いです。

どんな状況でも変わらなかった・譲らなかったスタンスは。
日頃から意識して大切にしていることは。
仕事でいつも自然と出ているスタイルは。

自分自身で言語化することがもちろん、
時間を共にすることが多い仕事仲間や家族・パートナーに
どんなことを大切にしているように見えるか、聞いてみるといいかもしれません。

そして、言語化できたらぜひ仕事仲間やパートナーにそれを伝えてみてください。
言語化された行動スタイルや信念を共有することは関係構築にも一役買うと思いますよ!


③自分の魅力(強み・成長・変化など)

最後には自分をとことん認めてあげるつもりで。
人生で磨いてきた、自分の魅力を洗い出してみましょう。

自分が強みとしている思うことは何か。
周りから何を褒められたか。
自分が努力して身につけたスキルや、
意識して変化したスタンス・人間性はどんなものがあるか。

これも他者から見ると自分とは違う視点で伝えてくれるかも。
また、自分の力で手に入れた・変化した自分の側面を認めてあげることはとても強い自信につながります。


ちなみに、1つ1つの経験を振り返りするときに
それらを思うように言語化できなかったり、その出来事たちを前向きに捉えられなかったりすることもあると思います。

その場合個人的にやっているのが「セルフインタビュー形式」の振り返り。

もう1人の自分が自分自身のインタビュアーになったつもりで進めると、僕の場合は楽しく振り返りを進めることができました。

「この経験からは何を学べたんですか?」
「なるほど。それの一番大きな要因はなんだったんでしょうか?」
「〜〜ということですね。◯◯の観点では、どんな気づきがあったんでしょうか?」

のような感じです。

(超余談ですが、これに気づいたのは夏頃に友人に受けたインタビューが記事になっていたのを思い出したからです。僕の人となりがすごくわかる記事になっているのでこちらもぜひ。笑)


さて、ここまで振り返り講座で学び、自分なりに実践して整理してまとめてみました。

とはいえ、このNoteを読んだだけでは全て伝えることはとても難しいです。
そして僕自身もまだまだ振り返り初心者なので、正直まだまだたどり着けていない「振り返りの真髄」があると思います。
このNoteを読んでくださった皆さまと、ぜひ一緒に実践し、学び合えたら嬉しいです。

このNoteで書いた振り返り項目はスプレッドシートに落としたので、良ければコピーして使ってみてくださいな^^


そしてフリカエリスト明奈さんの記事も必読です!


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