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「残すに値する未来」のための第一歩

 こんにちは.広域性通信制高校サポート校・CAP高等学院を運営している佐藤裕幸です.最近では,「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021」(https://business-book.jp/result)で総合グランプリを受賞した,『シン・ニホン』(安宅和人著)の認定公式アンバサダーをしています.

 そんな僕が,『シン・ニホン』の第6章の見出しでもある「残すに値する未来」へのアクションについて,少しだけ書きたいと思います.

53歳の誕生日を迎えて

 先月,53歳の誕生にを迎えました.確実の年を重ねていく中で,10年前,20年前と比べて明らかに衰えてきていることを実感しています.
 同い年全員と比較したわけではないので,エビデンスは全くありませんが,周りの方からは,「同じくらいの年齢の方と比べると,佐藤さんはかなり行動される方ですよね」と結構言われることが多いので,もしかしたら行動量は多いのかもしれません.ただ,僕個人としては,やはり以前と比べると,「う〜〜ん,ちょっと面倒臭いかも...」と思ってしまい,行動をためらう機会が以前よりも確実に減っていると思います.
 そんな僕が,自分の経験だけに頼って自分よりも下の年齢に人たちに,偉そうな雰囲気を出しているのではないか?と意識するようになりました.

いつの間にか一番上の年齢になっていた

 教員をしている頃から,どちらかというと積極的に様々なコミュニティに参加するように意識をしていました.学習塾から営業の世界へと転職した際に,自分の付き合いの狭さを実感し,世界の一部しか見ていなかったのに進路指導をしていたことに恥ずかしさを感じました.再び教育の世界に戻ったときに,「まずは自分の学校外の方と繋がろう」と意識をし,勉強会やセミナーにも参加し始めました.前勤務校で,「中高一貫クラスはこれを使って授業をしてもらうから」と言われて貸与された iPad mini が,ICT利活用のきっかけを作ってくれて,インターネットで僕の世界が広がりました.と同時に以前からあった世界だったにもかかわらず,自分自身が全く触れていなかったことに恥ずかしさを覚えました.

 様々なコミュニティと関わるようになってみると,どこへ行っても自分が最年長のカテゴリーにいることに気づきました.見た目でも僕が最年長であることは明らかです.すると,僕よりも若い人たちがなんとなく僕に気を遣っていることを感じ始めました.何かの機会で僕が発言すると,共感しているような振る舞いをしてくれます.自分でも気付かぬうちに“声の大きな存在”に変わってきていたのです.『シン・ニホン』でいうところの“じゃまおじ”になってきていることは明らかでした.

“じゃまおじ”になる前にできること

 2019年に出会った『シン・ニホン』.自分が“声の大きな存在”になりかけたときに,自分に何ができるかを考える機会を与えてくれました.

 第2章の77ページで語られている「埋もれたままの3つの才能と情熱」.教員生活を送りながら,様々な拘束によって見過ごされている若者の才能と情熱を解き放つ機会を作りたいと思いました.

 そして,『シン・ニホン』公式アンバサダーとなった今,高校生向けの極上のイベントを開催するお手伝いをさせてもらうことになりました.

 その名も“春休み 高校生『シン・ニホン』読書会”

 今回,日本の現状にモヤモヤしている高校生に向けて,『シン・ニホン』アンバサダーズコミュニティーが至極の読書会を企画しました.最終日は安宅和人さんご本人によるフィードバックがあります.

【開催概要】
日時:3月26日(金)〜 3月28日(日)
スケジュール↓
3/26(金) 19時〜21時: チーム分け・自己紹介・解説
3/27(土) 10時〜12時:問いについて議論・午後:グループで発表準備
3/28(日) 15時〜17時:安宅さんに発表
形式:オンライン
参加費:無料
定員:40名(応募者多数の場合は選考あり)
対象:高校1年生〜高校3年生(新高校1年生・現高校3年生も含みます)
内容:申し込みされた高校生4名にアンバサダーが1名付きます.「残すに値する未来」をイメージしながら,高校生の想いを徹底的に対話します.最終日には対話で得られた気づきを,チーム毎に安宅和人さんに向けて伝えることができます.
申し込み締切:3月12日(金)

詳細は,以下のリンクにアクセスしてご確認ください.
https://shinnihon-highschool.carrd.co/
また,お申し込みはこちらから↓
https://docs.google.com/.../1FAIpQLScxt4WSiM6ho6.../viewform

「残すに値する未来」のために,一緒に仕掛けてくれる高校生の参加を心より楽しみにしています!

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