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本庄市指定文化財「高札場」に想う

 「高札場(こうさつば)」とは、江戸幕府や領主が決めた法度(はっと)や掟書(おきてがき)などを木の板札に書き、人目のひくように高く掲げておく場所のことです。
 会社のすぐ近くに、本庄市指定文化財「高札場」があります。本庄市のホームページを見ると、「太駄村の高札場で秩父道と上州道の分岐点という交通の要所にあります。高札場が所在する字殿谷戸は旧太駄村のほぼ中央に位置していて、秩父方面と上州鬼石、児玉八幡山方面の分岐点にあたります。」と記載されています。

 今は人口が少なくなってしまいましたが、ここが交通の要所であったということが偲ばれます。どの時代のどのような人が、それぞれの思いを背負いながらここを通って行ったのだろう。この高札場は、多くの人々の人生を見届け続けていたと思うと、感慨深いものがあります。
 ここの景色は、四季により、天気により、様々な表情を見せてくれます。当社のホームページのトップに、その時々の表情をアップしていこうと思います。
 皆さんも高札場を観に、小さな旅はいかがでしょうか。



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