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米を喰え!<パックご飯をトレジャーハントする> (22)Mr.Max 『米姫物語』

1.Mr.Max『米姫物語』 のスペック

価格:2in1 3個バンドル 279円
   1個220g=@93.0円 g単価=0.42円 200g換算=85.5円
容量:110g×2の3個バンドル
製造:株式会社ウーケ
販売:ミスターマックス
商品特長:国産米100%、添加物不使用
加熱時間:レンジの場合、1食110g分500w・600wで1分20秒

販売元の株式会社ミスターマックス(以下Mr.Max)は創業自体は1925年(大正14)という老舗。福岡市に本社があり、現在は九州、中国、関東で店舗展開している総合ディスカウントストアーである。福岡県人にはお馴染みの店。

うちは猫を飼っているので餌やらトイレの消耗品が必需品となるが、購入はMr.Maxを利用している。卑近な例だが、「花王のニャンとも清潔トイレ」のマットやチップだと、他店と比べて100円以上安い。食品のPBもそうで、お茶500mlペット24本入りケース売りは1000円を切る。

というわけで、生活に困窮する庶民細民のための”悲田院”と褒め称えたいMr.Maxだが、これまでパックごはんにはまったく注意を払っていなかった。

改めて目をこらすと、PBがちゃんと店頭化されていた。しかも一括表示を見れば、製造はパックごはん3強のひとつ、株式会社ウーケである。

買ったのは110g×2の2in1タイプが3つバンドルされたもの。Lowerクラスに多い200gで換算すると85.5円、同クラスではやや上位商品。国産米100%、添加物不使用が推しとなっている。

さて『米姫物語』、どんなモノガタリを語ってくれるのか。

2.ほどほどのテカリ、締まった粒立ち、悪くない。

表面的には程よいタカリ感。粒同士も粘りが薄いようで、ベッチャリとしていない。輪郭も締まりがあって、粒ぞろいも良い。気になる点はなし。

試食1回目
試食1回目のシャリ切り後

ウーケ商品は添加物不使用のため、立ち上る湯気になる香りは感じられない。添加物による香気については家内が敏感で、これまで喰った添加物使用アイテムでは多くのものに酸っぱさを感じたという。

試食2回目
試食2回目のシャリ切り後

この『米姫物語』は香りは問題なく、Lowerクラスとはいえ上の品格はあるようだ。悪くない。

3.試食1回目は若干の含み香あり、2回目は問題なし。及第点。

mogumoguしてみたのだが、硬さ・歯応えはそこそこに満足。

口に含んですぐの香気もスムーズだったが、1回目ではごはんを飲み込む際に鼻から抜けた香りがちょっと気になった。しかし2回目の試食では確かめながら意識して飲み込んだがまったく香気に問題なし。

同じ2in1のを食べているので、基本大きく変わりは無いと思うのだが。なぜか差を感じた。ま、自分の体調の問題かも知れぬ。

というわけで、及第点の味。3パックバンドルで1個220g@93.0円の本商品、容量との見合いで値頃感ある価格設定は、日常喰いに最適ですな。

Mr.Max、さすがです。

(了)


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