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二十歳の節目を迎えたみなさんに今の気持ちを聞いてみた。~周南市二十歳の記念式典とその舞台裏~

二十歳を迎えた今の若者たち

スマートフォンの普及などで僕が二十歳を迎えた7年前とは比べ物にならないくらい便利な世の中になり、生活環境やライフスタイルが大きく変わっているように思います。
コロナ禍で迎えた令和4年度周南市二十歳の記念式典。参加者や企画・運営に携わった実行委員の皆さんに今の気持ちを聞いてみました。

成人式から二十歳の記念式典へ

令和5年1月8日(日)山口県周南市文化会館で二十歳の記念式典が開催されました。「新時代~未来をつくるのはキミだ~」のテーマのもと3年ぶりに会場内に参加者を入れての開催となりました。
令和4年4月1日から成年年齢が20歳から18歳へ変わりましたが、今後も20歳を対象として式典を開催することから、「二十歳の記念式典」と名称変更しました。

周南市二十歳の記念式典

3年ぶりに来場者を招いて対面形式で開催

中学校区ごとに午前の部、午後の部に分かれて開催された周南市二十歳の記念式典。会場となった周南市文化会館前には、久しぶりの再会を喜ぶ声にあふれていました。天候にも恵まれ、晴天の中参加者たちは写真を撮り合っていました。

周南市文化会館前に集まる参加者たち

二十歳の節目を迎えた三牧さん

進学を機に周南市を離れ、管理栄養士の資格取得に向けて勉学に励む大学生の三牧秋子さんも参加者のひとり。
地元周南市での思い出や今の気持ちを聞いてみました。

三牧秋子さん(写真右)とお友達

Q:これまでの20年間を振り返ってどうですか?
「もう二十歳か…と話すことが多いんですけど、いろんなところで家族や、友達、部活のチームメイト、先生…本当にいろんな方に支えられてここまできたなっていう実感はすごいあるのでこれまでお世話になった皆さまに「ありがとう」の感謝を伝えたいと思ってます。」
Q:周南市で思い出に残っていることはありますか?
「徳山動物園は小さいころによく行っていました。高校生の時、久しぶりに徳山動物園に行くと、(小さいときに見た徳山動物園と)変わっていたことにさみしさもありました。変わったところと変わらないところを同時に見て複雑な気分になったのを覚えています。(笑)
でも、動物園に行けたのは楽しかったです。リニューアルされた部分は新鮮な気持ちで楽しめたのでまた行きたいと思いました。」
Q:将来やりたいことは何ですか?
「今、管理栄養士の資格を取るために勉強をしています。もともとスポーツをずっとやっていて、高校生の時にスポーツ選手の食事をサポートしたいと思うようになりました。将来はスポーツ選手の栄養管理や食事をサポートする仕事ができたらいいなと思っています。」

自身がアスリートとして過ごしていた学生時代があったからこそ、選手をサポートする仕事の大切さに気付くことができたと話す三牧さん。二十歳の節目を迎えた今、改めて周囲の人たちに感謝の思いを伝えたいと話してくれました。

素敵な振袖&スーツの参加者たち

一生に一度の思い出の式典。数年ぶりに会う友人たちを前に楽しそうに話す参加者の皆さんにお願いして写真を撮らせてもらいました!

「お前横になってや!(笑)」と楽しく話していました。


きらびやかな振袖で素敵な皆さん


おしゃれスーツと素敵な振袖の皆さん

スーツも、振袖も皆さんバッチリ決まっていました!
快く撮影にご協力いただいた皆さん、ありがとうございました!

二十歳の記念式典を支えた舞台裏とは

無事に終了した周南市二十歳の記念式典ですが成功の舞台裏には「周南市二十歳の記念式典実行委員会」の皆さんの努力がありました。

5か月前から準備を始めた二十歳の記念式典実行委員会のみなさん

およそ15人からなる二十歳の記念式典実行委員会は式典の5か月前から準備を開始。企画部会とギフト部会に分かれて二十歳の記念式典のテーマやショートムービーの作成、しおりの作成など当日までに様々な準備をされてきたそうです。

企画部会

主に当日上映するショートムービーの作成を担当し、動画撮影や編集を行いました。副実行委員長の田村尚樹さんにショートムービー作成について伺いました。
「今年の記念式典のテーマは「新時代~未来をつくるのはキミだ~」です。新時代ということで“タイムスリップ”をコンセプトに作成しました。」二十歳の記念式典に来た参加者が文化会館の前にあるカバの地下道を通ると過去にタイムスリップし周南市の過去の街並みを振り返るというストーリーになっています。

ギフト部会

ギフト部会は当日参加者に配付されるしおりの作成を担当しました。
そのギフト部会の部会長を務めた内山新菜さんにもお話をお伺いしました。
「成人式(二十歳の記念式典)って、人生に一回きりの大イベントじゃないですか。その思い出作りを手伝えたらいいなって思っています。」
そう話す内山さんは成人式(二十歳の記念式典)をサポートするのはなんと今年で5年目。高校生の時からボランティアをしており、昨年は内山さん自身が二十歳の新成人として司会を務められました。
「今年は部会長と副実行委員長なので去年よりもしっかりしなきゃと思っていました。しおり作成はみんながそれぞれのページを作って最終的に一つの冊子にしました。協力して一つのものを作り上げることにやりがいを感じました。」準備での苦労とやりがいを語ってくれました。

参加者に配付された記念品(ボールペン)としおり(写真手前)、資料の一部。

変わらない気持ち

僕が成人したのが7年前。その時から暮らしや環境はどんどん変化していっています。しかし、ふるさとや人を思う気持ちは参加者も実行委員会の皆さんも変わらないんだなと感じました。
周南市を離れて頑張る人、地元に残って暮らしていく人も、新時代の中でも変わっていく時代の中で変わらないものの大切さを再確認できる素敵な二十歳の記念式典でした。
これからも皆さんには、周南市を想う気持ちを忘れずに、夢に向かって頑張ってほしいです。おめでとうございます。新二十歳の皆さん!

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