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よっちゃんDAY

母は2024年の3月16日に亡くなった。
毎月16日はよっちゃんDAY。

よっちゃんDAYは
母のことについて書いていくことにした。

記念すべき1回目のよっちゃんDAY

………

母の血液検査の数値に異変が起こった。

今までは父の方が心配だったのに、
気がつくと母の結果を見ると、
その値の変化に驚くばかりだ。

クリニックから電話連絡があった昨年の5月。

その前から少し値に変化があり、
加齢のためにそれは仕方がない?
いやいやそんな範疇ではないと
電話がかかってきたのだ。

炎症値も急激に上がっているし。

検査について、
なぜだか父が拒む。
「嫌がってることしなくて良い」と。
母は「もう痛い思いをしてまで生きていたくない」と言っていた。

……

母は自分の人生を生きることができたのか?
亡くなってから、そればかり考えてしまっている。

実を言うと、母は昨年の8月に入院して、やっと心が自由になれたのかもしれないと、思っている。

辛い入院生活の中で、
やっと、自分の判断で生きることができたのかな?

……

母は自分と父との境界がわからないくらいに共依存していた。

自分の幸せはどこにあるのかわからないふりをしながら、父のことが1番大切だと思うことにしていた。

父は父で、自分を生きることができてなくて、今、何をしたら良いのかわからない中で、どんどん認知状態が悪くなっている。

幸せだったのかと、娘のわたしは思う。

……

よっちゃんDAYを軸にいろんな思いを綴ってみよう。

毎月よっちゃんDAY周辺にはいろんなことが起こる。

今月は、
娘夫妻+次男の3人が欧州に旅立った。
これもよっちゃんの後押しがあるのかもしれない。

そう、母は次男のことが1番心配だったのだ。
次男はコロナ禍で人生を落としそうになった。

その次男が自分の思いで人生を取り戻すことができるように
母が見守っている感じがする。

母の肉体はなくなったけど、
母の思いはずっと生き続けている。



7月のよっちゃんDAYの羽田空港✈️
母は姉妹の中で自分だけが海外に行けてない。孫たちと一緒にいきたいと何度か言ってきた。
いこうと計画を立てても実現できなかった。
孫たちが行けるように後押しし、見守っているのかも。

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