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取材の裏側〜インタビューは「段取り八分」

もうすぐお盆ですね。大抵の地方では8月15日前後ですが、東京のお盆は7月中旬。昨年、父が亡くなった我が家では、初盆となりまして、先日、実家でお迎えの準備をしてきました。

建設業界で会社員人生を全うした父は、よく「仕事は段取り八分だ」と言っていました。

これはゼネコンの世界ではよく言われていることなのでしょう。正確には「段取り八分、仕事二分」というようです。ゼネコンは時として危険が伴います。安全第一に工期を守るには入念な準備が欠かせない、というわけです。

この「段取り八分」は何もゼネコン業界だけに当てはまることではないな、と思いました。インタビューも段取り八分です。

映画のキャンペーンでは俳優さん、監督さんがメディアの取材を受けるわけですが、取材対象は同じですから、同じ内容になりがちです。その中で独自色を出せるか、が勝負です。

この『先生の白い嘘』記事では、インティマシーコーディネーター不在発言が大きく注目を集めましたが、それなりの仕込みがあったからです。

まずは映画を見る。インティマシー・コーディネーターのクレジットがないことに気づく。それを質問項目に入れること。ここまでが段取り八分です。

インタビューに限らず、記事は、独自色を出すことを心がけています。まあ、独自色を出せても、yahooトピックスにならないこともあります。そこがこの仕事の難しさでもあります。

新盆は亡き父に感謝しつつ、お迎えをしたいと思っています。

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