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取材の裏側〜主演・奈緒さんに謝りたい

『先生の白い嘘』のインティマシー・コーディネーター不在問題が映画界だけではなく、世間的にも大きな関心を集めていますが、筆者である私にも、いろんな声が届いています。

親しい方からは「平辻さんの記事が業界の人に刺さっていますよ」と言われたり、関係ない友人からも「応援しています」と個人的なメッセージをいただきました。その一つ一つが励ましになっています。

製作委員会が声明を出すに当たって、ニュース総合サイト「ENCOUNT」及び筆者である私に対して、連絡なしに行われたことについては、面識のないライターさんがXで「同じ書き手として看過できない」と書いてくださりました。

私は当事者ですから、仕方ないのですが、業界に関わりのあるライターさんがこうして声を上げるのは勇気がいるものです。この方の言動にも、私自身、勇気をいただきました。

今、私の中で大きく気になっているのは2つです。(1)主演の奈緒さんが本当はどう感じているのか、(2)記事をきっかけに「見に行かない」という人がいること、です。

記事にも書いた通り、本作は奈緒さんの新たな代表作になったと感じました。しかし、結果として、その頑張りを無にしてしまったのではないか。そうであるならば、奈緒さんに謝罪したい

本作ではインタビューする機会はありませんでしたが、『告白 コンフェッション』の際にお話を伺いました。

彼女が悩みながら俳優業に取り組まれてきたことを“告白”してくださいました。本作でも、その取り組みは同様だったと思います。

「奈緒さんのことは好きだけど、この映画には見に行かないぞ」と表明している人へ。こんなことを言っている人は、そもそも見に行く気がなくて、騒ぎに乗じて書いているだけだと思っていますが、インティマシー・コーディネーターがいない中、熱演を見せた奈緒さんを見て欲しいです。

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