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【出産祝い】もらって困ったグッズ&うれしかったグッズ3選

我が家にスーパーラブリーエンジェル(娘)がご降誕なされた時、ありがたくも多くの出産祝いを頂戴した。そこで、タイトルのとおりだが、新米パパママである我々夫婦が選んだ、産後もらって困ったプレゼント、うれしかったプレゼントをぶっちゃけたい。断っておくが、プレゼントをくださった皆様に感謝している。わざわざこちらのためを思ってプレゼントを選び、贈っていただいて本当にありがとうございます。じゃあなんでぶっちゃけるのかというと、私が独身だったころ、出産祝いに何を選んだら喜んでもらえるのかまるで想像できなかったので、そんな方の一助になればと思ったのである。もちろん、各家庭で事情は異なるので、あくまで「ふぅん」程度にご覧ください。

ではさっそく、出産祝いにもらって困ったプレゼントトップ3から行こう。いただいておいて申し訳ない。本当に。ただ、「なくてもいい」を通り越して、「扱いに困った」プレゼントがあるのは事実なのだ。

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▲困った1位▲ 入浴剤

いきなり1位から発表するスタイル。いやー、いいプレゼントになるかなと思っちゃうよね、入浴剤。実際、私も産後ママにあげたことがあります。入浴剤は女性への贈り物に鉄板だし、「たまには育児から離れてお風呂でゆっくりしてね」というメッセージが込められるし。でも、いただいても産後は使えないんです。いっぱいあったら使い切れないとかじゃなく、マジで1個も使えないんです。

まず、女性は出産すると悪露という血が出っぱなしになります。序盤は生理2日目の比じゃないくらいジョバジョバ出る。悪露は通常4~6週、長い人は2か月出続けるケースもあるから驚きである。この間当然湯船に浸かるなんてできない。

なら悪露が終わったら入浴剤使えるんじゃね?と思いきや、そうもいかないのである。赤ちゃんはお風呂に自分で入れない。となれば誰かが入れるしかない。大体ママが入れることになると思う。パパが毎日入れてくれる家庭もあるかもしれないけど、ママの家庭が多いはずだ。で、結局ママも赤ちゃんと一緒にお風呂入っちゃうんだな。そんな時、大人の3分の1の厚みしかない赤ちゃんの皮膚には、入浴剤は刺激が強すぎて使えないのだ。よほどお風呂大好きなママなら、赤ちゃんを洗った後、もう1度自分だけお風呂に入りなおすとかするかもしれないけど、それならそれで誰がその間赤ちゃんを見てるの?って話になる。風呂掃除は誰がするの?って話になる。

産後のママは昼夜関係なく続く授乳(1日10回以上)とおむつ交換(1日10回以上)と抱っこ(寝かしつけが終わるまで何時間でも)で、まだ出産のダメージが回復してないのに、極限まで睡眠時間が削られている。寝たい、死にそう、とにかく寝かせてくれ、状態である。申し訳ないがお風呂でゆっくりするどころじゃないんだ。お風呂大好きで、独身時はたっぷり2時間半身浴していた私が言うんだから間違いない。

それでも出産祝いに入浴剤をプレゼントにする時の最重要ポイントは、「ベビー用入浴剤」をチョイスすることだ。つまり赤ちゃんも入れる優しい入浴剤。それなら赤ちゃんと一緒にパパ・ママも浸かれるし、つかの間癒されるし、むしろとてもうれしいプレゼントになります。ベビー用入浴剤、よろしくお願いします!!

……さて、我が家でいただいた入浴剤(ラメ入り、精油入りなどなど。当然ベビー用ではない)、まだ戸棚の中にラッピングされたまま残ってるけど、どうしよう。

▲困った2位▲ 大きなぬいぐるみ

単純に収納場所に困るから。以上。赤ちゃんと大きなぬいぐるみってとても絵面的にかわいい。ちびっこが自分より大きいぬいぐるみを抱えるなんてロマンチック。そうなんだけど、我が家は大人の腰の高さまであるぬいぐるみをポンポンしまえるほど大きな家じゃないんだ……。

▲困った3位▲ おむつ・おしりふき

いただいたときは「おむつやおしりふきなんてどこも一緒でしょ?もらったらありがたく使うわ」って思っていた。が、全然そうじゃなかった。おむつはメーカーによって、たとえ同じMサイズでも大きさや形が違うため、その赤ちゃんにぴったりなメーカーを選ばないと、足がきつい、腹回りがきつい、むしろぶかぶかすぎてうんちやおしっこが漏れる、などの困った事態が発生する。また、赤ちゃんの肌はびっくりするほど弱く、おむつの素材が合わないとすぐかぶれる。おしりふきも合わなければ速攻でかぶれる。真っ赤になって皮もむける。メーカーがメジャーだろうとマイナーだろうと合わないものは合わない。ちなみに、うちの子はおむつ・おしりふき共に〇ンパースがダメでした。しかたないので、大量に余ってしまったパ〇パースは、パンパ〇スが大丈夫な赤ちゃんがいるご家庭に差し上げた。

おむつ・おしりふきを赤ちゃんにプレゼントすることは、大人で例えると「Lサイズを着ている人にSサイズのスカートをプレゼントする」「相手が敏感肌とかアトピー肌とか知らずに普通肌用の基礎化粧品をプレゼントする」くらいの困り感があります。もしおむつをプレゼントする場合は、特定のメーカー1種類をどーんと送るのではなく、「各メーカーのおむつを詰めたアソートパック」を選んでほしい。値段も高くないし。アソートパックなら、うちの子にはこれが合うんだ、とかこれは足がきついかな、とか試せるのでむしろ超ありがたいです。我が子のベストおむつ・おしりふきを探すために、親は結構あちこちのメーカーを試すものです。我が家も結局おむつは4メーカー、おしりふきは3メーカー試して、ようやくベストおむつ・おしりふきにたどり着きました。

□番外 困らないけど活躍しないもの□ 親の趣味に合わないベビー服

うちの子が誕生したあと、女の子だったこともあってか結構な種類のベビー服をいただいた。その中で扱いに困ったのは、とある方から贈られたブランド物のシックなネイビーやグレーの服だ。それから、同じ方からいただいたダークレッドのベビードレス。両方いただいたベビー服の中では高価な部類のものだった。しかし、我が家は夫婦ともに「ラブリーエンジェルには明るい色や動物柄などの子供ならではの服を着てほしい」派だったので、シックな服は趣味に合わなかったのである。自然と手に取る回数が激減した。赤ちゃんは自分で服を着られるわけではない。親が着せる。その親が手に取らないということは赤ちゃんが着ないということだ。そうこうしているうちに娘はすぐ大きくなり、ダークトーンの服はほとんど使われずにサイズアウトしていった。ベビー服をプレゼントする際は、もう「好きなベビー服のブランドってある?」「着せたい色ある?」って親に聞いた方が間違いないです。

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さて、もらっておいて困るとか好き勝手にぶっちゃけたあとに、いよいよ本当にありがたかった!助かった!うれしかった!五体投地!なプレゼントを3つご紹介します。

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◎嬉しい1位◎ 抱っこ紐ケープ

先輩ママからのプレゼント。いやーさすがすぎる。絶対育児してなかったら思いつかないよ、こんなプレゼント。抱っこ紐ケープとは、抱っこ紐の上からかぶせて使うもので、抱っこされた赤ちゃんにとって寒い日は風よけ、雨の日は雨よけになる。ケープがない場合、ママコートという布面積が多いコートをママが着て、抱っこ紐ごと赤ちゃんを包み込むことになる。しかし、ママコートは、赤ちゃんがいる期間しか使えない、暑い日は使えない、抱っこ紐をしてからじゃないとコートが着られない、デザインが死ぬほどダサいなど制約が多いので、抱っこ紐ケープのほうがいい。しかし、新米パパママは赤ちゃんの風よけ・雨よけまで気が回らないのだ。

いただいた抱っこ紐ケープはこれ↓

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スモルビのプレミアム抱っこ紐ケープ。

「私が必要だと思う機能が全部入っているケープをプレゼントしますね」との先輩ママのお言葉どおり、本当にこの抱っこ紐ケープは素晴らしい製品だった。取り外し可能(寒暖調節可能)な内部ブランケット、取り外し可能な雨よけ・風よけ帽子、赤ちゃんの成長に合わせて長さ調節可能な丈、撥水、抱っこ紐の種類を選ばない簡単な取り付け、ベビーカーにも取り付け可能、と完璧だ。抱っこ紐ケープとしてなら2年、ベビーカーに取り付けたら5年くらい使える。間違いなくいただいた中でもっとも使用頻度が高く、かつ寿命が長いプレゼントだ。本当にありがとうございます!

やはり経験者は強い。5年以内くらいに赤ちゃんを育てた方は、ご自身の経験をもとにプレゼントを贈ればいいのではないだろうか。

◎嬉しい2位◎ 布製の積み木

いただいたのはこれ↓

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フワフワアニマルブロック。

布だから角がなく、落としても投げても赤ちゃんがケガしない。フローリングも傷つかない。なめても洗濯できる。触るとカシャカシャ鳴ったり、内蔵の鈴がチリチリいう。

うちの子は生後3か月くらいから興味を持ち始めた。最初は親が宙に投げるのを楽しそうに見つめていた。成長するにつれて徐々につかめるようになった。振って鈴をチリチリ鳴らしたり、あっちへ放って追いかけたり、おもちゃ箱に入れたり、遊び方を変えながらずっと現役で活躍している。

親も一緒に遊べるのがいい。親が積み木を高いところから缶の上に落とすと、うちの子はキャーキャー言って喜んでいた。積み木でタワーを作るとハイハイで寄ってきて倒したり、最近は器用に1番上の積み木だけをつかめるようになった。今後は積み木を自分で積めるようになり、お手玉ができるようになるだろう。まだまだ遊べる。ありがとう積み木。(布だから積み木って表現おかしいかもしれんけど)

◎嬉しい3位◎ ちょっといいレトルト食品

産後は昼夜関係なく授乳(10回以上)、オムツ交換(10回以上)が発生するため、とても料理などしていられない。しかし、親だってご飯を食べないわけにはいかない。そんな時にありがたかったのが、ちょっといいレトルトのカレーやスープだ。外食なんて夢のまた夢、常時寝不足状態の中、レンチンでおいしいご飯が食べられるのは癒しだった。食事って本当に大事。「あ、これおいしい」「こんなレトルトもあるんだ」と、夫婦の会話も弾んだ。ありがとうございます!もっと欲張ると湯せん限定ではなくレンチン対応の方がうれしい。火の番をしなくて済むので。

〇番外 無難に超ありがたいもの〇 ガーゼ、スタイ、タオル

おそらく全家庭で喜ばれるプレゼントがこれ。とにかく赤ちゃんは汗っかきでよだれが多いので、しょっちゅう身体や顔を拭いてあげなければいけない。我が家では夏の1日でガーゼ10枚、スタイ2枚、バスタオル2枚、フェイスタオルを1枚使用する。こうなるともう毎日びっくりするほど洗濯ものが増える。ものすごい頻度で洗濯され、布製品はすぐゴワゴワに摩耗していく。

どうせすぐガビガビになるのに、おしゃれなの買ってもなあと親は思いがちなので、ガーゼやスタイをお出かけにも対応できるおしゃれなものにしておくと、きっと喜ばれる。タオルなら赤ちゃんの身体を拭いても問題なさそうなフワフワなもの(意識高い家庭にはオーガニック製品)を贈っておけば間違いないのではないか。

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さて、人様から頂戴した出産祝いを好き放題レビューしたので、そろそろ終わろう。

ちなみに私が今後もし出産祝いをどこかに贈るなら、上記の布製品か、新生児からすぐ使えるサイズ50~60のラップクラッチ(コンビミニ社の超絶着替えが楽なベビー服)にします。ラップクラッチについては以下の記事ですごい熱量で語っています。

コンビミニ社の【ラップクラッチ】は神ベビー服!!

マジで着替えさせるのが楽なんですよ。毎日10回以上おむつ交換で発生する新生児の着替えが楽になるといったら、親の魂の救済につながると言っても過言ではない。

上記のうれしいランキングにラップクラッチ入れなかったのは、使える期間が少し短め(サイズ60なら産まれてから半年くらい)だからです。短かろうがなんだろうが間違いなく神製品ですが。

そんなこんなで、出産祝い、皆様ありがとうございました!!

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