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【産後】気持ちの浮き沈みの85%くらいは寝不足のせい

恐ろしい……前回の更新からもう1か月も経ってしまった……。

特に何かがあったわけではない。
いや、逆に毎日いろいろありすぎるのだ。

仕事行って帰ってきて保育園にラブリーエンジェル(娘1歳)をお迎え行って授乳して、機嫌が落ち着いたころを見計らって風呂に入れて身体を拭いて服を着させて、ご飯を食べさせて授乳して、歯磨きして少し遊んで寝かしつけて自分のご飯を食べたら22時で、そこから23時に寝て寝ている間に夜泣き対応したり蹴とばされた布団をかけてあげたりしつつ目を閉じて開けたら朝の6時なんですが!

ほかにも致命的ではないもののじわじわとくるものがあった。
この1か月間ねんトレに成功して夜間長いこと眠れるようになっていたはずのエンジェルが、また何度か起きてオッパイを求めて泣くようになってしまった
そして、保育園でもりもり食べてどんどん食が進んできたはずなのに、なぜか我が家だと豆腐のおやきと納豆しか食べなくなり、ついにおやきも投げ捨てるようになって完全に納豆星人になってしまった。さらば頑張って作った離乳食。開き直って以降は休日なんて3食全部納豆である。小さい子はみんなバナナが好きだと思ってましたよ、あたしゃあ。それがバナナも捨てて納豆をくれとくるんだから驚いちまって、マア納豆なら栄養的にはよさそうだからいいかなんて思ってるんだけども。保育園で、あそこの家のお子さん、破滅級にかわいらしいけれどお口ちょいと匂うわねとか思われてないかとか、ほんの少し心配しておりますんですよ。(謎に講談風)

閑話休題。

そんなこんなで日々を過ごすのには支障がそこまであるわけではないが、徐々に変なメンタルに私(母ちゃん2年生)がなっていってしまった。

考えがまとまらない。
なぜかむやみやたらに焦る。
どうでもいいことにこだわる。
過去のやらかしてしまったことや嫌なことを急に思い出す。
何かとてつもなく悪いことが家族に降りかかる確信を持つ。
猛烈に自分がダメな人間で、皆様にご迷惑をおかけしている気がしてくる。

間違いない。産後のモヤモヤメンタルは、寝不足が85%くらい原因である(当社比)。
実際夫に添い寝を代わってもらって夫の部屋で一晩ぐっすり寝たら、「そこまで悩まなくてもよかった気がする」ってなった。

産後思い知ったのが、産後の寝不足って「寝不足」などという生易しい言葉に含めてよいレベルではない。「昨日ちょっと目がさえてて寝不足でさー」とかそんなものではない。「睡眠枯渇」とか「睡眠干ばつ」とか改称したほうがいいくらい、別質なものだ。

じゃあ寝ればいいじゃん、と簡単に思えるが、それができるなら苦労はしない。

例えていうなら、子育て従事者は、日中ビジネスマンな人が家に帰ったら保育士と看護師と家事代行を兼ねたあげく布団に入っても当直勤務があって夜間コール(夜泣きや夜間授乳)が数回あり、それなのに日勤で仕事に出ていくようなものである。しかも休日などない。

夜中に何度も起きるので体内時計は狂っており、眠れるチャンスがあっても目が冴えてしまう。
子供のお昼寝が終わったら急に眠気が襲ってくる。
眠れたとしても子供の寝返りやくしゃみで起きる。布団からはみ出てるから直さなきゃ、いそいそ、となる。

そんな保護者がどうやって眠れるようになるか、というと、もうパートナーなどに添い寝を代わってもらって、または行政サービス・民間サービスを使って、必要なら睡眠導入剤を使って、「別室で」寝る、これに尽きると思う。

最重要ポイントはさみしいかもしれないけど、不安かもしれないけど、信頼できる他者にスイートラブリーエンジェルを預けて「別室で」寝ることだ。同じ部屋で寝ているとどうしても寝返りや泣き声や唐突なくしゃみにびっくりして起きる。うちの子は大丈夫だろうか、と確認してしまう。

不思議なことに、寝不足がやばい状態になると、やばいことは頭でわかっているのに「この程度で辛くなる私ダメなんじゃないか」とか「まだ大丈夫なはずだ。やらなきゃいけないことがたくさんある」とか謎のバイアスがかかって眠りから遠ざかることがある。少なくとも私はそうなってしまう。だがそんな時こそ真に睡眠を取らなくてはいけないタイミングだ。

全国のパパママ保育者におかれては、どこかでしっかりと3時間でよいから深く眠る時間を持ってほしい。

全国のパパママ保育者の皆様、今日も昨日も明日もお疲れ様です。

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