見出し画像

マボロシ なんかじゃない

「風の音楽家」というバンドを
ここ12年ほど、
年に数回集う感じでやっています。

ピアノと馬頭琴、
僕はタイコと歌、ウクレレも少々。
3人です。

ピアノの重松壮一郎さんは、
共鳴、想像の即興ピアニスト。
(破壊的なノイズの即興じゃないってこと)

馬頭琴とホーミーを操る岡林立哉さんは
倍音を通して、音の響きあい、
無限に広がる音の存在を知らせてくれた
師匠のような存在です。

2人と出会ったおかげで
今の僕が在るわけですが、

3人とも、ソロの演奏活動でも、
3人でも、極力マイクを使わない
楽器本来の音、声の
響き合いを大切にした活動をしています。

この2人の生き方のおかげで、
いつも叶わない大人数の集客に
価値をおくこともなくなったし、
ライブハウスや音響の整った場所で
演奏する必要もなくなった。

ただその瞬間に、
そこにいるお客さん、共演者と、
どんな空間を共にできるか。

マイクという電気信号を使わないで、
会場と、そこにいる皆さんと、
対等なスキルで響き合う。

本来の「存在」だな、
と思います。

そんな3人で続けている
風の音楽家ですが、
生音にこだわるが故か、
なかなか集まって
「音源製作」をやろう
という話にならないんですよ。

そこで僕はお二人の許可を得て、
勝手に風の音楽家で出来た曲を
自分アレンジでレコーディングしました。

*************

マボロシ

でもじつはこの曲は
まだ風の音楽家では
ライブでお披露目していない曲です。

3年ほど前、
広島でのライブ前のリハーサルで、
3人で適当に合わせた即興セッションを
あとで僕が録音を聴いて、
そのインスピレーションで
詩を入れ込みました。

だから作曲は重松壮一郎さんになるのかな?

「こんな演奏してたっけ?」というような音源に
出来た詩を添えて、
3人で会った時に、何度かセッションしてますが
まだお披露目出来るアレンジは出来上がっていない
そんな感じです。

*************

さらっと音にインスパイアされて出来たわりに
出来たからこそ、かな?
けっこう気持ちの好い歌詞になったと思っています。

*************

幽霊
君の前で揺れ動く
僕は幻なんかじゃない

時を越え
時空を越えて
のこる想い

感じたのは君
僕 どんな顔してる?

時を越え
いまだ残る人
想い


ここにいる人
残って

旅立つ人は
旅立って


運命
君の前で揺れ動く
僕はいつも君と共にいるよ

胸の奥に残る想い
触れてさあ手をとり
踊ろう


ここにいる人
踊って

行くべき人は
立ち上がって
行こう

君は幻なんかじゃない

*************

「幽霊」「想い」「運命」「マボロシ」

一貫して信じ続けているけど
「現実」って、
「そうだ」と思っていることが、
「本当だ」と信じていることが
現実なんですよ。

だから、多くの人が信じていることが
現実だし、
一つひとつの存在さんが信じていることも
現実なんですよ。

共感が得られなくて、
たった1人で信じている現実を歩み、
「犯罪者」として処理されちゃう人もいます。

誰からも認知されない
「幽霊」みたいな人もいるんだと想います。

僕が感知し得ない人や想いも、
そこの次元で、素直に感じて、
想いのままに旅して、踊ってくれたらと
願います。

そしていつか、
僕も歩み続けて、
好い処で、
出逢えたら幸せだな。

幸せな処で
出逢えたら好いな。

そう想いながら、
僕も歌って、踊るんです。

*************

今日中に仕上げようと思っていたけど
間に合いませんでした。

ミュージックビデオを編集して、
youtubeに上げようと思っています。

地元で、いつも人気のない、
僕の憩いの練習場所、
「コロナ運動公園」で
どんなに心地好い場所なのか
伝えたくて写真や動画を録りました。

完成したら
ここにリンク貼って、
別noteで投稿しますね。

*************

ここ毎日投稿がんばってます。

僕は普段は口数少ないっていうか、
話をまとめるのが下手なので、
思っているほど話せなくて、
noteでも、
ヘタに文字数だけが増えてゆく
まとまりのない文章ですが、

それでも綴ることができて、
想いが整理できたり、
伝えられたり、
少しでも現実を切り開くことができて、
noteには大変お世話になっています。

目的に対してとった手段が
こんな長文では
元も子もないですが、

6月初旬に
今年の1月からレコーディングを続け、
とりあえず6曲マスタリングまで終えて、
こちらのサイトで完成形すべて
聴けるようにしました。

いちおう、ドネーション的なボタンは
用意してありますが、
いろいろ(お金に対してだったり、
時代に対してだったり)考えて、
今回はこういう感じで
自身のサイトで発表することにしました。

ブックマークして、たくさん訪れ、
聴いてもらえたら嬉しいです。



うたが、音が、言葉が、 もし心に響いてくれたなら サポートいただけたら嬉しいです。