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福岡天神の路上タイコ演奏を終えて

これでスッキリと
自宅に篭り、レコーディング。
与えられた環境の仕事に全力を尽くすことに
集中できるかな・・・

博多天神でのバスキングを終えて、
帰宅まであと30分の道のりの
途中の町の河原に車を泊めて
ビールを飲んで
このnoteを書いています。

本当に
ノーコミュニケーションだったな。

何回か、場所を変えつつ、
タイコを叩いて路上で歌った。

自分が規格外だってことは
この30年で重々承知だ。

でも、
ここ最近、
ちゃんと聴いてくれる人達の前で
演奏する機会が増えてたから
侮ってたな。

そうだった。

誰も僕の存在に
耳を傾けてくれない。

それがデフォルトだった。

聴いてくれる人向けの
歌い方になっていた。

聴いてくれないから
叫んでいた。

でも
聴いてくれる前提になったから、
もっと丁寧に歌うようになったんだ。

でも、
丁寧に歌ったところで
街は容赦してくれない(笑)。

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「歌わせてもらっている」
と言う、感謝は苦手だと
散々書いてきた。

でも、
歌わせてもらってきたんだな・・。

聴いてくれる人がいるから
心を込めて歌えるし、
聴いてくれない人がいるから、
大きな声で
思いっきり街の中で叫ぶことができた。

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何が変わったんだろう?

僕が歳をとったからなのか?

時代が変わったからなのか?

心の持ちようなのか?

でも、
ずっとやってきた
路上での定点観測。

「街」の存在意義が
変わっていくだろう。

そんなことは15年前から予測していた。

それが現実となったなら、
予測の通りなのかもしれない。

コロナ前の2018年くらいには
ギリギリこんな
面白い出会いがあった。

南米から旅するヒッピー。
路上でアクセサリーとか売ってた。

他にも、
けっこう面倒臭いおじさんに絡まれたり。

いろいろ・・・
ゴミが落ちてた。

今、
ゴミが見当たらない。

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まぁ、
真実なんて
わかる由もないし、
宣言なんかも
するつもりないんだけど、
明日から、
冬に向けて、
自宅にこもって
グダグダ進んでなかった
レコーディングが
進められそうだ。

他にも、
声かけてもらった
演奏の機会に
もっと注力を注げそうだ。

演らせてもらえるところで
全力を出そう。

街へ出て、
独りよがり、というか、
叫んで、
自己を満足させて、
勝手に充実して
車中泊を有り難がって・・・。

満足したかな(笑)

次、福岡行くのは
11/23(木祝)。
ちゃんと声かけてくれた
「依頼」による演奏だ。

福岡市植物園で開催される
「アースデイ福岡」。

またその帰り道に
天神の路上行っちゃうかもしれないけど、
とりあえず
今日で
満足したかな・・・

僕には詩があって、
歌ってそこに
僕も行くから、
そこでまた
眺めるんだ。

みんなが居る場所へ。

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この河原に着いて、
スマホを見ると、
友人知人、知らない人、
多くの人が
インスタに
気合の入った投稿をしている。

音質も良いし。

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路上で演奏するよりも、
SNSにしっかり投稿した方が、
親密になれる表現を
届けることができる事実。

一方の僕は
これを望んでいた。

河原で独りの空間に
スマホを通して
誰かの「表現」が届く。

僕はそれを自由に感知する。

そんな「個人」の
豊かな経験になる
世の中は素敵だ。

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また他方の僕は、
「それってスピーカーの音でしょ?
楽器や、本当の声ではないよね」
なんて思ってしまう。

そして、
聴く気持ちで聴いてくれる
ライブに足を運んでくれた方々は
口々に、
本当の楽器の音色を聴いて、
ライブの臨場感が伝わって、
「生演奏がいい」
と言ってくれる。

でも、
全ての経験は
「ご縁」だ。

だから
今、
できることをする。

それだけだよね。

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今はまた、
こんな河原で
ライブ配信がやりたい。

最近noteの更新が多いのと、
僕の切り落としてしまった「指」のことに
触れることが多いのは、
じつは
またしても同じ指を
同じ丸ノコで
切ってしまったから。

いや、
今回は骨までいってないから、
1週間ほどで皮膚が入れ替わって、
完治するくらいなのですが・・・。

うん。
今日の朝、絆創膏はずしても
血が出なくなりました。

そのくらいの感じです。

まったく・・・

気をつけなきゃね。

軍手をしてれば「痛い」で済んだくらいの
木の跳ねっ返りでやっちゃったみたい。

ほんと、
気をつけなきゃね。

うたが、音が、言葉が、 もし心に響いてくれたなら サポートいただけたら嬉しいです。