自治体広報は学校に届けるべき

 どうも。今日は部屋の掃除を1時間もして誇らしげな、ひらりんです!

 掃除中に手紙処理をしている中で思ったのですが、自治体から届く手紙(区報や市報。ここでは自治体報と呼びます)の子ども向けの記事は果たして意味があるのでしょうか。
 通常は市のホールで行われる催しが書いてあったり、今だとワクチンについての情報があったりと割と大人向けの内容で、それは受け取り手にあった情報だと思います。

 ですが、今回私が見た自治体報には、つらさを感じている子ども向けの記事が大きく掲げられていました。不安や悩みを抱えこまないで相談ダイヤルに電話をするようにといった内容です。
 親を通した間接的な支援ではなくこういった直接的な子どもへの支援の記事は直接子どもが読むべきだと思いますが、果たして親が子にこんな記事があるよと見せるでしょうか。

 そもそも、それぞれの家庭で自治体報が子どもの手に渡ることはどれくらいあるでしょうか。個人的にはあまりないように思います。
 例えば郵便受けから偶然取る機会があれば少し見るだとか、学校の調べ学習などで見るだとかそういった限られたシチュエーションでしか情報を見る機会が無いのが大半ではないでしょうか。
 昨今、ネットニュースで済ませられることもあり新聞ですらあまり見る機会がないだろうに、自治体報であればいわんやをやです。

 もし実際にこうだとすれば、せっかくの子どもを支援する機会損失を危惧してしまいます。
 もっと子どもが目にするような場所、例えば学校の教室においてはいかがでしょうか。そもそも図書室には置いてある可能性が高いとは思いますが、そこまでいってわざわざ自治体報を見る子どもはまれな気がします。
 教室にあれば、ふとした瞬間に見る機会が生まれるのではないでしょうか。

 ただ、私が休憩時間にあまり人と交流せず掲示物に興味を示すタイプだったためこういった発想をするだけであって、掲示物に触れない人の方が多いでしょうか。
 結局、情報を届けたい人に届けるということの難しさを感じてしまいます。

 あとは元も子も無い話ですが、子どもの手に渡る云々以前に自治体報はどれくらい読まれているのでしょうか。私の独断と偏見によるとなんとなく老人、もしくは子どもがある程度大きくなって余裕の出てきた専業主婦くらいが読むもののようなイメージです。
 読むとすれば、その自治体の活動に興味があるとか、何らかのコミュニティに属したい人などでしょうか。実際に記事を読んでいて双子の保護者向けの記事があったりなど、そういった心細さを解消させるという目的ではある程度機能しそうとも思います。いまやTwitterなどSNSでもある程度解消できそうではありますが。

 こうやってあまり利用されない自治体報について考えていると、そもそも資源や労働力の無駄遣いにも捉えられてきて切なくなってきますが、どうにか行政と市民が手を取り合って生きられる社会が実現されればいいのにと思います。


 と、今回はちょっと真面目寄りの内容にしてみました。普段はほとんどしない文章構成の手直しをして少し疲れてしまいましたが、わかりやすいように考えて作り上げていくのは楽しいですね。
 とりとめもなく書いていくのと結局はどちらが良いのでしょうね。構成を考えると段落ごといらないと判断して消してしまうこともあり、それは私の色が消えるようで寂しいことでもありますので。

 そんなこんなで貯めがちな手紙も少しは処理出来て、今日は少しだけハッピーなひらりんでした!結局市役所に行けてないけど……

 

 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?