ダンスを見てると辛くなる

 どうも。在宅勤務は通勤時間が無くて良い反面、強制的に書き物や読み物の時間が捻出しづらくて困るなあと思う、ひらりんです。

 有名なアーティストのライブの後ろのダンサーとかって揃った動きをしていてすごいですが、私は見ていると辛くなります。というのも、その背景には痛々しいエピソードが隠れているかもしれないと思ってしまうからです。

 好きに体を動かしていいわけではなく、他の人とタイミングを合わせて踊らないといけないダンスって指導が非常に恐ろしいのではないでしょうか。怒声が飛んだり仲間内でギスギスしたり、病気や怪我の休み明けや本番に出られなくなったりとかを考えるとそれだけで肝が冷えてしまいます。
 楽しくダンスをしている人ももちろんいるでしょうが、他にできる仕事がないからしているとか、知り合いの先生や事務所の付き合いで仕方なくとか、これに出ないと干されてしまうからとかそういったパターンもきっとあるでしょう。

 そういった背景はおくびに出さずに皆さん舞台に上がっていて、実のところは全くわかりませんが、それがさらに怖さを感じさせます。踊るもののテーマに合わせて真顔だったり笑顔だったりと色々あるのでしょうが、本当は何を考えているのでしょうね。
 演劇やテレビの芝居であれば本人とは全く違う名前や設定で違うキャラですが、ダンスはまた違って本人がそこにいる感じがするので余計に不気味です。

 そういう意味では行進やマスゲームなんかも苦手です。あんなに揃って行動するまでにどんな厳しい背景があるのでしょうか。それを考えると、ダンスなども合わせて賞賛するのは厳しさを容認することに他ならないと思ってしまいます。

 スポーツなどの団体競技観戦が苦手なのは似た理由もあるかもしれません。みんなが楽しくワイワイしているのを褒めるのは良いことでも、辛さを伴うものを褒めることって果たして良いことなのでしょうか。

 でも世の中って結構そういうところがありますよね。辛さを頑張って乗り越えるから偉いみたいな。反吐が出ます。
 私は楽しんで色々なことを身につけて成長できた方が良いと思います。仕事が快適になってほしいみたいな記事を書きがちなのにも表れてますよね(昨日の記事も職場であぐらとか言ってました→ https://note.com/hirarin_daradara/n/nc41ee66dec88)

 今の仕事だって楽しんでたら何故か人の2倍くらい量をこなしてしまっているし、こういうのでいいんじゃないかって思います。ただ、私みたいに仕事を楽しめる人ってあまりいないみたいだから難しいんでしょうね。

 誰かが犠牲になっているものを楽しんではいけないという観点でいくと、チョコを食べる時もフェアトレードのものを選ぶなど、児童労働や人を酷使しているような製品は選んだらいけないって発想にもつながりますよね。多少高くてもそういうのを選べる収入が欲しいものです。ちなみに、私の今月振り込まれる給料は10万円くらいらしく笑っちゃいます。

 出社してた時は行きのバスや電車でnoteを書けてたけど、在宅勤務になったら夜までなかなか書けずに辛い、ひらりんなのでした。

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