就活アウトロー採用日記6日目~企業との哲学対話セッション②・私には就職は無理や……~

 どうも。東京都の木造アパートなのに朝起きたら超寒くて室温計を見たら7度を下回っていて愕然とした、ひらりんです。

 今日は就活アウトロー採用の哲学対話セッション2日目で、用意されているプログラムとしては最終日でした。流れは前回と同じなのでまんまコピペです。

①説明
②哲学対話×2
③休憩
③哲学対話×2
④休憩
⑤企業説明(各社5分程度)
⑥気になった企業とお話しする(企業毎にブレイクアウトルームが開かれて、好きに移動できる)

 ただ、今回は2社だけの参加だったため、哲学対話セッション4つの内2つはお休みでした。幸か不幸か私は前半の2セッション分が休みになってしまい、午前中に受けていた講座の続きを受けようか悩んだものの、あとの対話のために仮眠を選択しました。

 今回ご参加の二つの企業様は似た領域の会社で、どちらも興味があるため最後の時間の気になった企業とお話しできる機会では、半々くらい参加しました。ただ、どちらの企業も従業員数が少なくここに私が入れる余地があるのだろうかと疑いながらの参加で、少し心ここにあらずでした。
 どこの会社が参加していたか明らかにしないようにしつつ、どこが魅力的だったか書くのが少し難しいのですが、仕事が楽しみになるような環境づくり、それぞれの会社に合わせた問題解決というような点は非常に魅力的だなと思います。
 特に私は前職の仕事が楽しみで出勤の日の朝はワクワクしていたところがあるので、みんながそんな感じで働ければよりみんながハッピーになれて、業績も上がるだろうし。
 問題解決の方に関しても、私は人の相談に乗ったり、その相談事の背景がどのようなものでどう解決できるのか考えたりするのが好きですし。

 最近も家族関係で悩む友人の話を聞いていて、そういう私の性癖を感じました(本来の意味の性癖)。母親が姉に対して甘いという話を聞いていたのですが、お母さまやお姉さんの関係性、その友人自身のパーソナリティーなど様々な要素でどう対応すべきかって変わりますよね。
 こういうお悩み解決を仕事に出来たらよいのですがねぇ。

 さて、仮眠をした理由を付け加えると、冒頭に書いた通りあまりに部屋が寒すぎて全然眠れなかったので、頭を働かせるためには寝るべきかなと思ったのです。当然のように頭まで布団をかぶって寝ていたのですが、覚えている限りでも3回は中途覚醒してしまいました。寝ている間はエアコンはつけたくないから困ったものですね。家のどこかに電子レンジで使う湯たんぽがあるはずなので使えればそこまで苦しくはないのかもしれませんが探すのが億劫な私……

 と、仮眠した上で哲学対話には参加したのですが、仮眠のせいか、そもそも疲労がたまっていたせいなのか、大分とち狂った発言ばかりした気がしています。私はもっとまともなことを喋れるはずなのになと思うものの、多分これを私のデフォルトだと思っておいた方が良いのかなとも。
 つい自分が元気な状態をデフォルトというかベースだと考えがちなのですが、実際はこのベストな状態を保つのって非常に難しいです。それが本来の自分だ!と自負していると自分に裏切られることが多く、苦しくなってしまいます。
 でもこんなとち狂った自分が通常の私だとすると、私には就職は無理や……という気がしてきます(タイトル回収)。

 前も言いましたが、最初の説明会で案内された通りアウトロー採用は「弱者支援」のための就活サービスではないのだなということをひしひしと感じます。
 抽象度の高いテーマの対話を通して、表面上に出てこないような能力を発掘するようなものを個人的には期待していたのですが、あまりそういうことはないというか、正直面談形式の選考と大して変わらないような印象を受けました。

 ただ、それはあくまで私自身の感想であって違う感想を持つ方もいると思います。哲学対話の回を経るにつれてどんどん自分の魅力に気付いて自信がつく人もいたし、やはり自分は社会人には向いてないと思われる方もいたようです。それは当人達が自覚して共有してくれただけでなく、客観的に見ていた私でも感じるところでした。
 通常の採用活動とは違うにもかかわらず、社会人に向いていないと思わせてしまうのってなんだか悲しいですね。この人だって魅力的な人だと思うし、もっとこの人の魅力を引き出せなかった私も歯がゆくなってきます。

 考えているとどんどん鬱々とした気分になってしまいそうなので、話題を変えますが、アウトロー採用のプログラム自体はここで終わりましたが、就活という面で考えるともちろんここで終わりではありません。
 魅力ある企業ばかりでしたが、今のマインド的には自分から連絡を取っても恥ずかしいだけな気がするし、万が一お声がけいただくことがあっても、その期待にはお応えできないんじゃないかという気がしてしまいそうです。

 でも、こんなことを言っていると、結局良い会社には入れなさそうな気がしてきます。
 「求める人物のレベルが高すぎる。怖いよぉ。私はただのゴミくずだよぉ。」と思い続けている限り、誰でも入れそうな懐の広そう(と思える)会社しか選べないのですから。

 能力の高い同僚や先輩に負けじと勉強して働く、そういうものに憧れます。でも、折れてしまいそうで怖いし、上記で書いたように私のベースの部分はポンコツな気がしてならないのです。
 現にこの記事だってそもそも書き始めるまで長かったし、そこまで長くないこの記事だけでも書くのに2時間以上かかってしまっています。この長さであれば半分以内の時間で書けると思うのだけどなぁ。眠いせいであたまがぼやぼやです。

 結局自分の良いところを誰かに上手く伝えることなんてできなくて、正社員登用のある会社でアルバイトやインターンをするのが一番良いような気がしてなりません……
 ただ、それって普通に正社員になるよりハードルが高いなんて噂も。本来であれば、全然知らない外部の人をいきなり正社員で雇うより、知っている人を昇格させる方がリスクが低い気がするのに不思議ですね。昇給とか認めてもらえたという感覚を与えることもできるから帰属意識も高まりそうだし、退職のリスクもぐっと低そうです。

 今は昼間に受けているデジタル人材育成支援事業の講座に集中して、どこの企業にも応募したくない。そんな思考停止でいたい気分ですが、そうやって逃げていると、ますます今後の人生の挑戦が難しくなるのは間違いなしです。
 ぐちゃぐちゃ暗澹たる思いに支配されてしまうだけな気がするので、今日のところはもう寝ることにしましょう。

 せっかく知り合えたアウトロー採用のメンバーとオンライン飲み会とかもできたらいいなと思ったけど、色々難しいかなぁ……zoomって無料版だと40分しかできないみたいですね。運営元の方にご協力いただければいい話ではありますが、メンバーだけでできたらいいのにな。
 ブレイクアウトルームで、「ポジティブになれた人向け部屋」「逆にもやもやした人向け部屋」とか分けて、時間制でまた別テーマで分けて何度か喋ったりしても面白いよなとか思うんですけどね。「1日目/2日目に参加していた企業の良いと思ったところ共有部屋」とかそういうのは普通に有用そうですしね。
 実は私結構メモがてら議事録みたいなの取ってるので、企業の方がどんな発言してたのかもわかるようになってます。もちろん参加者外には出すつもりはありませんが。
 こういうメモ魔(デジタルに限る)なところも、ある意味強みにすることもできるんだろうけどなぁ……

 ではでは、毎日家でおいしいものを食べて寝てゲームするだけの生活もいいけど、頭を使って世界を良くしていけたらいいのにと思う、ひらりんでした。

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