応用情報令和5年春期の午後問題感想④〜サービスマネジメント、システム監査〜
どうも。ガーリックチーズナンを食べたいあまり、食パンににんにくおろしとチーズを乗っけて焼いたら違うけど美味しい!!ってなった、ひらりんです。
応用情報技術者試験令和5年春期の午後試験の感想を書いていく記事もついに最終回です。配点予想を書いているサイトがあったので、それを参考に採点した結果も最後に載せようと思います。今までの記事が気になる方はこちらのマガジンから!(https://note.com/hirarin_daradara/m/m696087447788)
まずはサービスマネジメントの問題です。9問中5問正解で部分点があればちょっともらえるかなという感じでした。テーマはクラウドサービスのサービス可用性管理についてです。
午前試験で見かけるMTBF、MTRSの問題が最初にあってちょっと興奮しました。なぜか一度間違えた選択肢を書きましたが、すぐに気づいて書き直したのでセーフです。信頼性という言葉を答えられなかったのは残念です。可用性、機密性、完全性あたりはすぐ出てくるし、ACID特性なんかも浮かぶんですけどね……
また、IaaSの会社と自分の会社の管理する範囲を考える問題ではわかっていたのに真逆の回答をするポカをやらかしました。イ、エと答えるべきをア、ウ、オと答えてしまうという……問題文をちゃんと読めておらず恥ずかしい限りです。
最後の記述問題は文中の指している場所はあっていたのですが、ちょっとズレた答え方をしてしまっていたのでクリティカルに答えられるようにしたいです。
この分野はやはり実際にヘルプデスクで働いたりサービスを提供する経験をしている人は解きやすそうです。私としても前職の上司がよくSLAがどうこうとか言っていて資料も見ていたので読みやすかったです。
11分野最後の問題はシステム監査です。7問中5問正解でした。テーマは工場在庫管理システムで、実際のシーンを想像できる人は解きやすいのかなと思いました。
間違えた2問はどちらも惜しい感じで詰めの甘さが出てしまいました。1分野30分くらいかけても良いのに、14分ほどで解き終わってしまったので粘り強く答えを考えるべきでしたね。
丁寧に説明されたプロセスの概要から作成された監査手続案と、そのレビュー内容の空欄を埋める形式だったので、プロセスが理解できていれば難しくない問題という印象です。
この分野は、不正や問題が起きないように注意深く考えられる人だとスムーズに取り組みやすいでしょうね。色々な人が介在する仕事をしている人は実際の勤務上のルールとも照らし合わせながら答えられそうな気がします。
というわけで11分野解いてみたのですが、どれも非常に楽しく過去分をさらに解きたくなりました。参考までに採点した点数を挙げると、
・セキュリティ14点
・経営戦略13点
・プログラミング16点
・システムアーキテクチャ15点
・ネットワーク13点
・データベース10点
・組込みシステム開発18点
・情報システム開発12点
・プロジェクトマネジメント13点
・サービスマネジメント12点
・システム監査15点
となりました。午後試験は6割正解すれば合格な訳ですが、初挑戦にしてデータベース以外は6割取れてしまうという結果に……普通は初めてでどれくらい点数を取れるのでしょうね。午前試験の内容を理解できていれば6割くらいは取れてもおかしくないかなとは思うのですが。
そして私は開発経験がほぼ無いからビジネス系の方が点数を取れるだろうと思っていたのに、得点ツートップは組込みシステム開発とプログラミングという明らかにテクノロジ寄りという不思議です。
ただ今回は時間を気にせず全問真剣に取り組むのを目的に解いていて、プログラミングは1時間くらいかかっていたのでちょっと参考にはしづらいかもしれません。組込みも38分と目安の30分を超過してしまっていますし。
でも全体を通してそこまで苦手な分野が無いというのは少しホッとしました。試験的には5分野だけで良いので切り捨てて良い分野もあると思うのですが、どんな能力もある人になりたい私としてはどれもできるようになりたいですから。試験まであと6週間程度あるので全体的な力と解くスピードを身につけて、万が一選んだ問題ができなければ他に移れる余裕を稼げればと思います。
なんだか一安心してしまって気が抜けてしまいますが、継続して勉強して本番では8割くらい取れるようにしてみたい、ひらりんなのでした。