ミサオ・レッドウルフ氏のX上での発言について、れいわ新選組 @reiwashinsen @yamamototaro0 への問い合わせ
ミサオ・レッドウルフ氏による私へのデマ問題について(詳しくは、私のXでの投稿をお読みください https://x.com/hiranota1/status/1838930191420424580)、
ミサオ氏が関係しているれいわ新選組にメッセージをお送りいたしました。
以下にその内容を転載します。
れいわ新選組 ご担当者様
こんにちは。
先日、れいわ新選組本部にお電話いたしました平野太一と申します。その節はどうもありがとうございました。
私は、現在、れいわ新選組のデモ活動をされているミサオ・レッドウルフ氏が代表を務める首都圏反原発連合の立ち上げメンバーです。
元々、首都圏反原発連合は、ミサオ氏と私が話し合いをして東京近郊で反原発デモを行っているいくつかの団体に声をかけて始まったグループでした。
2012年の大飯原発再稼働に反対する首相官邸前抗議の際には、山本太郎代表ともお会いしたことがあります(もしかしたら、山本代表はお覚えでないかもしれませんが)。
当時まだタレント活動をされていた山本代表が私の傍らに立ち、参加者に向けて「がんばれ主催者」
というようなコールを促してくれたことを今でも覚えています。
3.11以降に日本において始まった社会運動と山本代表が始めたれいわ新選組は、まるで双生児のようなもので、だからこそ、今回お送りするお話はれいわ新選組にとっても大変関わりの大きい話だと考えております。
先日、ミサオ・レッドウルフ氏のXでこのような内容が投稿されました。
「元々、2011年秋から反原連は大飯原発再稼働を巡るストレステスト聴取会を開催している経産省で抗議を続け、テストが合格になり、次に官邸で再稼働の可否の政治判断をする事になったので(私自身が反原連の会議で提案しました)、経産省前から官邸前に抗議の場を移しました。
誤解の元になった青年は反原連のメンバーで、当時記者に「自分が呼びかけた」とデタラメを話してしまい、それが一部で広がりました。これについては当時、反原連からステートメントをだしています。」
https://x.com/misaoredwolf/status/1838405212576571622?s=46
「なんなら、初期の官邸前抗議の映像をご覧下さい。私はじめ、ウソついた青年含む、当時の反原連メンバーが主催し現場を取り仕切っていた事がおわかりになると思います。」
https://x.com/misaoredwolf/status/1838406273253150931?s=46
私は長らく社会運動から遠ざかっており、当初ミサオ氏の投稿にも気付いておらず、Xを見ていた私の父親から「お前のことが載っていたぞ」と言われ久々に読んでみたところ、大変驚くとともに大きなショックを受けました。
ミサオ氏が上記のポストで書いている内容は全くの嘘です。
順を追ってご説明いたします。
まず、第一に、「誤解の元になった青年は反原連のメンバーで、当時記者に「自分が呼びかけた」とデタラメを話してしまい」という事実はありません。
2012年当時、官邸前抗議がメディアから注目されていた頃、新聞やテレビ、週刊誌等から取材の申し出を受けることがありました。当時、私はミサオ氏と共にメディア露出が多く、記者会見等も一緒に並んで受けております。
その中で、私は自分が一人で官邸前抗議を呼びかけましたと発言した事実は一切ありません。
当時の記事では、官邸前抗議について以下のような発言をしております。
「平野 去年の9月、首都圏でデモをしている同じようなグループに、「普段はそれぞれの活動をしていても、何かの機会にはみんなが集まって大きなデモができないかな」という話をしていたんです。 それで、今年の3月末に大飯(おおい)原発の再稼働に関する閣僚会議を開くというニュースがあったので、それなら3月29日に首相官邸前で大飯原発の再稼働に対する抗議をしようということになりました。」
[2012年7月24日 「週プレNEWS」よりhttps://news.livedoor.com/article/detail/6786910/]
こちらの発言の趣旨としては、まず、2011年の9月にいくつかのグループに「大きなデモができないかな」という話をしていたことを前段で語っております。
そして、「3月29日に首相官邸前で大飯原発の再稼働に対する抗議をしようということになりました。」とあります。
通常、「私が一人で呼びかけました」と言う場合、「しようということになりました」という言い方にはなりません。「私が呼びかけました」という発言になります。
「しようということになりました」というのは、つまり、いくつかのグループと共にそういう話になった、という趣旨の発言であり、ミサオ氏による「当時記者に「自分が呼びかけた」とデタラメを話してしまい」という事実はない、ということになります。
なお、当該の記事の書き出しは以下のようになっております。
「20万人を超える参加者が集まったといわれる首相官邸前での抗議行動。これは、たったひとりの若者のふとしたツイートから始まった……。“紫陽花革命”と呼ばれる活動の、そのすべてが今、明らかになる。」
こちらの内容は、当時取材をした記者が書いたものであり、当然のことながら、私自身は取材時にこのような発言はしておりません。
また、当時のTwitterで、過熱する報道により誤解が生じていることについて、私は以下の発言をしております(※アカウント@fancy_karateは、私の2012年当時のアカウントで、現在は変わっております)
「RT @fancy_karate: 報道で流れている一人の介護職員の呼びかけにより〜というのは誤解です。 その後そういうストーリーになってしまっていますが、事実ではありません。TwitNoNukesにも首都圏反原発連合にもリーダーはいません。」
[早川由紀夫氏による@fancy_karateの引用RTより https://x.com/HayakawaYukio/status/217892279803854848]
こちらの内容を読んで頂ければ分かる通り、私は当時から報道によって広がっている誤解を解こうとしております。つまりそれは、私にウソをつく意図が当初から無かったことを示す証拠となります。
また、当時首都圏反原発連合のメーリングリストでは、私は以下のように発言しております。
「これだと、僕が嘘をついたみたいにも読めるので、
「発言の内容が一部編集されて放送された事により」と入れといて下さい。
平野」
[首都圏反原発連合メーリングリストより]
「これだと、僕が嘘をついたみたいにも読めるので、」という発言は、私が嘘をついていないこと、嘘をつく意図が全く無かったことを示しています。
繰り返しになりますが、私はこの件についてデタラメを話したり、ウソをついておりません。
これら証拠となる記事やメーリングリストの内容はスクリーンショットを撮ってデータを保管しております。
その後もミサオ氏は「ウソついた青年」という表現をされています。
私の名前は出されていませんが、当時のことを知っている人が読めば、当時メディア露出があり青年と呼べるような年齢の人物といえば自分しかおらず、暗に誰のことを指しているかが分かる内容になっております。
また、ミサオ氏はこの投稿の前に、2012年8月22日の当時の野田首相と反原連メンバーとの面会動画をXに投稿しております。
https://x.com/misaoredwolf/status/1838202262340120779?s=46
こちらにはミサオ氏の隣に私の姿が映っています。
これらにより、「一人の青年」というのが誰なのかが暗に示されている状況にあり、私に対する「デタラメを話してしまい」「ウソついた」という表現は明らかに私の名誉を毀損するものと考えます。
ミサオ氏の投稿を知り、私はX、メール、LINE、電話、SMS等でミサオ氏に投稿内容を訂正していただくようご連絡いたしましたが、一切返信も無く、投稿はそのままになっております。
他人についてデマを公の場で言いふらし、それに対する明確な反論にも一切耳を傾けないことはあり得ないことです。
通常の思考回路を持った人間なら、自分の書いた内容について反論があれば、それに応じてやりとりします。一切シャットダウンしているということは、つまり反論に応じられない程度の発言だったということになります。
まるで追及から逃げ続ける汚い政治家と同じではありませんか。
ミサオ氏はそのような状況の中、れいわ新選組のデモ活動の様子等をリポストされています。
れいわ新選組は3.11以降の無党派市民運動と共に生まれた政治勢力だと認識しております。
その、無党派市民運動の中で一人の個人がウソをついたというデマが拡散され、名誉が毀損されています。
これは、れいわ新選組の根幹にも関わる話です。
その中で重要な活動を行なっているミサオ氏が追及から逃げ続ける汚い政治家のような対応をとっていることに驚きを禁じ得ません。
もちろん、今回の件はミサオ氏個人の問題であり、本来れいわ新選組に関係はありません。
しかし、ミサオ氏の政治活動に関する問題であり、それはつまり、れいわ新選組での政治活動にも大きく関係している問題と認識しております。
12年前の話ですので、本来の人間関係ならば、お互いに多少嫌なことがあっても水に流すようなこともあるかと思います。
ミサオ氏と私は、活動を共にしていた頃は緊張関係にあることもありましたが、お互いに上手くやっていたと思います。
しかし、今回、12年前の出来事をこのような悪意のウソの表現で書き立てられたことにはショックを受けざるを得ませんでした。
彼女が未だに私に対して敵対心と悪意を向け、私について根拠のないデマを公の場で書き立て、反論にも一切耳を塞ぎ続けていることに、この人物が政治活動を続けていることの危うさを感じずにはいられませんでした。
今回の件についてれいわ新選組にお伝えしたのは、ミサオ氏本人が聞く耳を持っていないことから、彼女が関係している組織を通してこの件について注意してほしいという思いがあったからです。
また、できれば、山本太郎代表にもこの件についてお伝えいただきたいと思っております。
私としては、2012年当時に同じ場所に立ち会っていた者として、できることなら山本太郎代表とも直接お話ししたいと考えております。
れいわ新選組が個人の人権を重んじる政党であることを期待します。そして、個人が不当な理由で名誉を毀損されていることについて、重く受け止め善処される組織であることを強く望みます。
なお、こちらのメッセージは、私のnoteの方でも公開させていただきます。
公党としての誠意のある回答をお待ちしております。
2024年9月29日 平野太一
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