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自粛時期を制する者はアフターコロナを制す

「夏を制する者は受験を制す」という言葉があります。
受験生にとって夏をどう過ごすかが受験の命運を左右するという意味です。夏休みになると学校の授業も無くなり、時間の使い方は自由です。一日中ゲームをして過ごしこともできますし、図書館に入り浸って勉強することもできます。しかし、どのように時間を使うかは自由ですがその時間の使い方が、その後の受験の結果に大きな差が出ることは明確ですね。

私は、この外出自粛の時期をどう過ごすのかで、企業としてもビジネスマンとしてもコロナウイルス収束後の成果にだいぶ差が出ると感じています。
緊急事態宣言が発令されてからというもの、訪問による営業活動や沢山の人が集まって行うイベントなど多くのことに制限が掛けられており、今まで通りの活動をすることはできなくなっています。
今まで通りの活動ができなくなったことで、自由に使える時間が増えているはずです。そして今、この自由に使える時間をどう使うかがとても重要だと思います。

最近、私がコンサル先の企業でよく言っていることは、資金調達など喫緊の問題を解決したら、
①この状況下であってもお客様にお役に立てることは何か?
 (お客様に対する付加価値を高める視点)
②このような時だからこそやっておくべきことは何か?
 (会社をより強くする視点)
という2つの視点でやるべきことは何かを考えてくださいということです。

実際各社で、
・夏以降に向けた自社の得意先のプロモーション支援の実施
 (オンラインミーティングやメールで)
・自社のサポートできることを一覧にして得意先に郵送し、
 一社一社電話して状況確認
・助成金や資金調達など必要な情報の動画配信
・トークスクリプト(営業の台本)を作成しZoomで営業のロープレ
・進んでいなかった顧客DBを整理
など様々な取り組みに着手されています。

このような予期せぬ状況に陥り、経営者含めてみんな不安な気持ちで一杯だと思います。しかしデールカーネギーの「道は開ける」にもあるように必要以上に不安になると冷静にやるべきことが見えなくなります。

不安とは、人から物事に集中する力を奪ってしまう最大の敵である
~道は開けるより引用~

アフターコロナで成果をあげるためにも、いまこの自粛期間にやるべきことを明確にして集中しましょう。


“自粛時期を制する者はアフターコロナを制す”と思います。

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