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パラリンピックのボランティア体験

地元で活動していた、オリンピック・パラリンピックの事前キャンプのボランティアが終了した。
・・・といっても、大した活動はしていないのだけど。

ボランティアに参加することで、初めて、パラアスリートとお会いした。
それも、陸上競技場で練習をしている姿を見ることができた。

このご時世なので、選手とは一定の距離を取らなければならないし
大したコミュニケーションが取れるわけではないのだけれど、
何らかの障害を持っているパラリンピアンに直に会う機会を持てたことを幸運に思った。

大ファンになった選手は、両足義足のスプリンター。
ロンドン・リオ大会のゴールドメダリスト。
フィールドにいるだけで、圧倒的な存在感だった。
鍛え上げられた上半身と、両義足。
ケンタウルス、または、進化した人間のようで、超絶カッコよかった!

このパラチームの合言葉は、”IMPOSSIBLE TO IGNORE”。

彼らは、スポーツを通じて、「社会を変える変革者」なのだと思った。

パラリンピックというスポーツを通して、障害のある人々の代表としてスポットライトを浴び、存在を示し、社会を変えていこうとしている人たちなんだ。

生まれつき、または病気で、または事故で、
障害を負ってもなお前に進もうとする姿、お互いを鼓舞する姿を見ることができて、ボランティアに参加してよかったと思った。

選手がキャンプを去った後、後片付けをしていたら
お互いを鼓舞するメッセージが書かれたホワイトボードがあった。

「BE YOU (自分であれ)」って書かれたメッセージ。

心の内にある思いに、忠実になろうと
改めて思った。

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