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家にいることには無限の可能性がある(1)

Facebookのアバターづくりがやたらと流行っている。というか、Facebook社に「やらされている」というべきか。

各社が僕らにやたらとアバターをつくらせているのは、VRへの移行のために決まっている。FacebookはOculus 2をリリース。AppleのVRデバイスは年内には絶対に出ないだろうが、刻一刻と近づいている。
まず最初のステップがアバター化、もうひとつの世界をつくっていくこと。そのヒントは2ヶ月前の開発者会議のオープニングから5分間にすべて詰まっている。

世界中の空中に浮かんだ開発者たちのアバターが地球を覆う。COVID-19によって「家にいることには無限の可能性がある」と言ったのは 斉藤 賢爾 さんだが、来年のWWDCではAppleシリコンへの移行をさせて「次はVRだ!」となるだろう。それは天地創造に近い。

それを「ビジネスチャンスだ」と言うのはちょっと陳腐すぎると思う。もうひとつの世界の誕生は、多くの人々の人生を補完するものになる。年齢も性別も場所も関係のない世界。参加の仕方は変わるだろうがいくつかのハンディキャップを持っていても、実社会よりは参加しやすい世界になるだろう。

もうひとつの世界は、まず音(耳)から始まる。
そして次に、映像(目)がやってくる。
その中心にあるものは「人間関係」だ。
すべてが人間関係なくしては成立しない。

このフロンティアへ旅する案内を、これから何回かに分けてしていきたいと思っている。僕はこれらを議論するだけではなく、少しづつ社会実装していくことをここに宣言する。

ここまで読んで興味が出た人は、このムービーの最初の5分だけ観てみよう。それで大体のことは分かるはず・・・。

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