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国民国家?

よく考えたら「国民国家」のシステムができて、たった200年しか経ってないなんて…。

フランス革命とアメリカ独立がだいたい同じタイミングでそれまでは国境も国家もなく君主がいただけ。

それまでは君主がいただけで君主のものだった。でもフランスは君主をみんなで殺しちゃったから「えーと、俺たち国民ってことにして国境決めようぜ」となった。でもなかなかうまく決まらない(当たり前だよね)。

ざっくりいうと、200年前から今日まで我々はずーーーーーーーーーっとそのことで揉めてるらしい。

アメリカは若い国家だと思っていたけど、ヨーロッパだってどの国家も若いじゃん!

もうちょっと細かくいうと・・・

今は「フランス」呼ばれている地域の人たちが、1800年の数年前、うっかり君主を広場に引っ張り出して殺しちゃった。で、ヨーロッパ地域の君主たちはみんな親戚同士だったので、「あ!あそこらへんを統治してる親戚のルイが殺されちゃった!」って統治していた親戚集団はびっくり。で、あちこちの君主が「だったらあのルイが持ってた土地取りに行こうかなー」って思って攻め込んでたら、「俺たち国民だぜ!」ってナポレオンってリーダーがなんか自分ごとになってめっちゃ闘う気満々な軍隊(のちの国民)を引き連れてめっちゃ強くて君主は負けちゃった。なんで彼ら(のちの国民)が強かったかというと「自分ごと」だったからだよね。君主の兵隊は雇用されていただけでやる気ないもんね。

なので君主たちは「やべー、俺たちこのままだと自分の身が危険だわ」ってことで「えーと、じゃあもうちょっとみんなにも所有をみとめるから折り合いつけようぜ」ってなったらしい。で、国民というものが誕生した。で、今もざっくりその混乱の真っ只中にいるわけだけど、国家よりも「金融システム」が強くなっちゃったのが現時点ってことになるのかな。で、自分たちで勝ち取ったわけじゃないから「社会のお客さん」になっちゃって、国とか企業にブーブー文句を言ってる僕たち(国や企業も同じ人間の集まりなのでもちろんおバカだけどね)。

つまり、今僕らが常識中の常識だと思っている「国民国家」という世界観はわずか200年しか歴史がなくて、あっという間に無理ゲーになってて機能不全に陥ってる。でも全体的にはファクトフルネスにもあるとおり、まあまあ良い方向に向かっているし、快適な住環境になっている。

でも近代化以降、とくにSNS時代の今は精神的にめっちゃキツイしメンタル病むので、そこが次の人類の課題になっていくと僕は思った。

我々の社会システムは、実はコロコロ変わるし、最近できたばかりだし、直近の金融システムは50年くらいしか経ってなくてさっそくボロボロなので、どんどん変えて新しくつくっていこう

甘党なのでサポートいただいたらその都度何か美味しいもの食べてレポートします!