マガジンのカバー画像

小説を書くためのあれこれ

45
長編小説を書いて新人賞へ応募したい! 試行錯誤のあれこれ。
運営しているクリエイター

#大人の放課後ラジオ

「ヨモツイクサ」を読了したので「狂気の山脈にて」を読みたい!

 昨日、オトラジの第190回「ホラー小説オールタイムベスト!」を聞いた。  本編で紹介されていたH・P・ラヴクラフトが書いた「狂気の山脈にて」のあらすじを知り、知念実希人 さんの「ヨモツイクサ」のある場面を思い出してしまった。(「ヨモツイクサ」は面白かったので、感想文も書きました~↓)  この2作に共通しているように思える設定が面白いと感じた。  「狂気の~」はあらすじを聞いただけなので、一度自分でも読んでみたいなと思う。私が反応してしまった「ヨモツイクサ」との共通点を感

第169回直木賞直前予想SPを見て:読みたい本とホラー作品を読むときの視点

 昨日は大人の放課後ラジオの「第169回直木賞直前予想SP」をyoutubeで見た(聞いた)。小説家の石田衣良さんが、候補作を読み、受賞するのはどの作品かを予想する回だ。いつも楽しみにしている。  どの作品も面白そうだけど、解説を聞いて『木挽町のあだ討ち』(永井紗耶子/新潮社)をまずは買った。  どんでん返しのあるサスペンスなんて、大好きなんですもの~!Amazonでの評価も4.5/5と高い。読むのがとても楽しみだ。  その他にこの放送で印象に残ったのは、ホラー小説の作

絶対相対主義者になることはできるか【エッセイ】

 私は直木賞作家である石田衣良さんのyoutube動画を定期的に聴いている。いくつものヒット作を世に送り出している衣良さんの視点や考え方を知りたいので、有料会員のメンバーにもなっている。衣良さんの視点や考え方は、自分の殻の外側にあるものだと思うからだ。そういったものにたくさん触れて、少しでも自分自身の殻を、もう少し外側に広げたいのだ。  一週間前に、「ひろゆき」について考察する回があった。  その中で、ひろゆきとは絶対相対主義者で、「自分」と「自分のロジック」でさえ切り離