「オールド」ネタバレなし、感想です。


「オールド」ネタバレなし、感想です。
観賞しました。
さて、他の人のレビューを読む前に感想書こう。誰にも影響受けてない、状態ですからね、、で、わざと前知識なしでみました。シャマラン監督作品なら、絶対見ます。みますとも!!! しかし、毎回このオワコン監督作品を必ず劇場で公開するディノスってえらい!!! ということで「シックスセンス」で有名になったシャマランの新作です。その後、新作を作るごとに、え? ええ? えええ?? ええええええーーー!!!!!!?????? おわり??? という、物凄い批判の声とともに、クソ映画を作り続けてきた、、、にもかかわらず、結構コンスタントに新作をつくれている、ということは、シャマランを心から愛する、マニアファンが地球上に一定数いるんだなあ、と、そう、、、僕のように。すいません、正直に言います、シャマラン、愛してるぜ!!! なんていいやつなんだ!! と、毎回思っちゃいますが、、、今回もシャマラン節、さくれつ!!! いやー、いいねえ、、、さすがにお金ないのか、しらない俳優とシャマラン自身が出ておりますが、こういう映画をみると、一流俳優女優と、無名俳優女優って、演技に大差ないんだよねえ、だから、一流芸能人って、みんなが知ってるってだけでギャラたかいわけね。で、制作費を逼迫させる、、という構図でしょうか。。日本でも「カメラを止めるな」なんかが、そんな感じでした。ま、おいといて、、、シャマランといえば、「訴えたいこと」が先行してしまい、ストーリーの整合性がなくなっていく、みている方は首を傾げながらも、伏線の回収もなく、ぐちゃぐちゃのまんま、え?? おわり??? となるかんじですが、(特に「ハプニング」という映画はひどい、ひどすぎて逆に名画だわ「レディーインザウォーター」は、もうトンデモ映画)今回の「オールド」、、そこを逆手にとって、まあ回収はしている。本音を言うと、ファンとしては、物語の整合性も落とし所も要らぬ、ぐちゃぐちゃ、を逆にみたくていくところもあるので、まあ、よくかんがえましたね、脚本、ということになる。もう、もどれないぐちゃぐちゃ世界につれていってほしい、とまで思う僕にとっては、、さすがにシャマランも「世間様」に忖度した。大人になったと言うことか、、、とはいえ、万人にこの映画をすすめるほど、エンタメはないです。あくまでマニアックな映画作家ではあると思いますね。ただね、シャマランって、絶対いい人なんだよね、、、いい人が作品に滲み出ている。だからこそ、毒が薄いし、意地悪さがないぶん、エンタメがうすいんですよね。いい人って、いい人で終わっちゃうのよね、、、と言う感じ。しかし、ぼくはそれでもあいしているのは、その「いい人さ」がシャマランの場合、病的。「いい人」というやまいにかかっているのです。ほら、ある種のやまいの人って、いい人がおおいでしょ。だから、「まともさ」って、本当は「まともじゃなさ」なんですよね、悲しいけど、競争社会の現代では、、、悲しい現実ですよ。
ということで、人生というものを感じさせる、この映画、、、えーー???!!! となることは間違いなしですが、どうかみなさま、観賞するなら、シャマランへの深い愛情をもって、多めにみてやりながら観賞してください。とっても誠実で、愛のある映画です。

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