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つれづれ時たま日記 映画鑑賞日記

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過去に見た映画、見たばっかりの映画、感想集です。
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#シーン

インランドエンパイア

ツタヤデイ 「インランドエンパイヤ」見てみましたが、デビットリンチ監督。始まってすぐ、なんなんだ? と思い、途中、なんなんだ一体? と思い、終わった後、なんだったんだいったいぜんたい!! と思ってしまう映画ばかりのリンチ作品。時々理路整然とした映画も作りますが、実はこういう方がぜんぜん面白くない。で、一番「なんなんだ感」が強いと思うのがこの「インランドエンパイヤ」ですね。 映画というのは、ストーリーがあって、それに沿って色々なシーンが続くわけですが、そして、そのシーンが意

セルジュゲンズブール 「ノーコメント」鑑賞

ツタヤデイ セルジュゲンズブールのドキュメント映画「ノーコメント」鑑賞。アーティストのドキュメント映画が大好きで、やはりこの映画も大感動、現在二回めみてます。 セルジュはもう亡くなりましたが、フランスでは大スター。多分、日本やアメリカではこういうスターは絶対出ないでしょうね。下品な下ネタと恋愛を徹底的に歌にした人ですが、日本だと、お笑いかゲテモノになってしまうでしょう。しかし、そこに人生の本質があるのは間違いなく、シリアスで重苦しい芸術なんですね。 音楽ってなんなのか、

エイリアン を見返して、ほぼ内容と関係ない感想

今日は休みなので、勝手にテンション上がって、歴史に残る名画、エイリアン、を観ました。例によって、宇宙船の自爆装置が物語にケジメをつけます。昔のSF映画やスパイものに、よくでてくる自爆装置ですが、もちろんいまみると、どうして自爆装置なんかつけたのかな? と考えるわけですが、子供の頃は、逆に、なぜ自転車や自家用車に自爆装置がついてないんだろー、なんて思ったものでした。死んだおばあちゃんも、人生なにがあるかわからない、と言っていたし、なにしろ、自爆装置を始動して、はじまるコンピュー

リービングラスベガス を 見返してみた

ツタヤ日記 「リービングラスベガス」というお気に入りの恋愛映画があり、二十歳の頃みて、こんな純愛があるのか、と映画館で号泣した思い出の映画ですが、43になって見返してみました。すると、かなり印象が変わってみえますね、みた人はわかると思いますが、これは純愛ではないな、と、エリザベスシュー扮するセーラはニコラスケイジ扮するベンを深く愛しているのですが、今みるとベンはセーラのことを愛してなどいないことに気付かされます。ただ甘えていただけなんですね。あんなに泣けた映画も年取ると泣け