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51 真夏のピークが去った

 今年の花火は特に文脈を持ってしまって、夏夜の奔放さを象徴するものでなくなってしまった。そんな今年も真夏のピークは去った。

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院試①が終わってしばらく間が空いてしまった。院試前は気にしなくてよかったことや、後回しにしていたあれこれを処理するのにいっぱいいっぱいで、今日でやっと前期の大体の作業を終えることができた。受講上の相談など、後期の準備も大体ばっちり。後期は読書の時間を確保して、積読している物理本(物理学の本という意味ではなく)を読み切って処分してしまいたい。授業の無いここ2週間くらいがきっと最後で、きっとまた満身創痍の消耗戦になる。いや、そうならないようにしないといけないんだけど。

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事務作業のため学校に来ると、木がカットされてた。この木の実や葉っぱは季節ごとに表情がはっきりしていて好きだった。管理の都合上切らないといけない事情もあったんだろうけど、ちょっと寂しい。

今日は師匠に声をかけてもらって、食事を頂いたり、師匠のお客様と話したり。こんな非日常的な日常の時間も終わりに近づいていて、そう思うと涼しくなる日々も寂しい。

都城は地元だが、こちらに出てきたのは小学校からなので、あまりノスタルジーというのを感じない。「出てきた街」という感じ。でも今日はちょっとしんみりしてしまった。街の好き嫌いとは別に、どうしても愛着というのが湧いてしまう。学校もね。

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青春とは似つかない青春のような日々も含め、若年期のすべてがこの街で起きた。何年経っても思い出してしまうのだろう。

色々あったけど、「運命」なんて便利なものでぼんやりさせて、何も言えずに出て行ってしまうのだろう。

今日の日記。

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