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とじるの世界2周記 Vol.YY アディスアベバ編(2024/02/22〜2/26)

※情報は全て2024年2月後半時点のものです
(レートは1ブル=2.664円(ATM明細)、1USD≒150円でした)

2024年2月21日深夜、イスタンブールからドーハ経由でアディスアベバ空港に到着。
人生2度目のアフリカ大陸、前回はジブラルタル海峡を船で渡ってだったので、飛行機では初。

アディスアベバ、ボレ空港の到着ロビー

…などと考えていたらいきなりロストバゲッジ(人生2回目)。
恐らくだが、乗客がでかいトランクを3つも4つも取っていたので、重量超過でドーハで積み替えできなかったのだろう。

リストに名前が記載されていたので、貨物スペースに載せられなかったのだろう

荷物は3日後に到着とのこと、いや明日の同便で届けられんの?しかも補償について何も連絡なしってなかなかの放置プレイやない?(後で知ったことだが、生活必需品については後でカタール航空に連絡すれば保証してもらえるらしい、参考URL:https://airadvisor.com/en/delayed-damaged-lost-baggage-compensation/qatar-airways

とはいえ文句を言っても仕方ないので、まずは予定通り空港泊。
空港内には間に手すりのない2連・3連ベンチがいくつもあるし、朝7時ぐらいまでは到着便も少なく騒がしくないので、寝るのには問題なかった。

翌朝、ロストバゲッジで予定より滞在期間が延びたのでSIMを購入。
事前のネット情報だとマイクロSIMがないので自分でSIMを削る必要があるとか、カードだけ買って自分でデータ買わなきゃいけないとか買いてあったけど、今は観光客用のプランが用意されていたのですんなり購入できた。

エチオピア滞在は1週間の予定なので5USD(750円)のプランを購入

ただ同じタイミングで購入手続きをされていた日本人の方(テニスの世界大会引率の方でした)はアクティベートできなかった(色々手伝ってみたけれど解決せず、返金対応にしてもらった)
SIMロックかかってたのか、スマホによって相性があるのかはわからず。
(※ちなみにこの後何度も電波入っているのに通信できない状態になり、その度に機内モードON→OFFをする必要があったので買う方は注意)

自分はとりあえず無事に通信できたので、市内へと移動。
今回は最初の1泊だけ事前に宿を予約していたので、翌日以降の予約を取りに安宿街のピアッサ(Piazza)地区に移動。
空港から安宿街のピアッサまではミニバスで20ブル(約55円)、乗り場はNOCと書かれたガソリンスタンド(Google MapsではOilと書かれている)。
「ピアッサ?」と聞いたらどのミニバスか教えてくれるので、迷うことはなかった。

ネットにはミニバスでよくぼったくられると書いてあったが、自分の場合は値段聞いたら直近のネット情報と同じ20ブルとのこと。
30分ほどでピアッサに到着。
日本人がよく泊まるという安宿(ウトマ、バロ、タイトゥ)を見て回る。
タイトゥはトイレがよく詰まっているという話をいくつも見たので、場所だけ把握して残りの2軒で値段確認。
ウトマはシングルで1泊900ブル(2,400円)、WiFiが比較的速く、快適に過ごせそう。
バロはシングルで600ブル(1,800円)、ツイン800ブル(2,130円)、WiFiは気休め程度で、日中はほぼ使い物にならない。
ウトマは少し高いと感じたのと、バロでも十分部屋が綺麗&SIMがあるのでWiFiは気にせず、バロに宿泊することにした。(ちなみにウトマとバロはそれぞれ通りの向かいに位置、バロホテルの場所はGoogle Mapsでは間違っているので注意)
ウトマホテルの場所:https://maps.app.goo.gl/kgW687X5WgsU584a6

予約ができたので、まずは近くのKG Cornerでビールを頂く。
300mlで45ブル(120円)、安すぎる。

エチオピアはビンのデポジットが高いので、飲食店では生ビールの方が安い

続いて初日の宿に移動。
日中は出歩いても危険な雰囲気ではなかったので40分ほど歩いたが、大通りは物乞いの子どもたちが多く、結構しつこくついてくる。
そしてここで問題が発生。
Bookingで予約していたのがWim's Holland Houseという宿だったのだが、部屋は夜20時まで空かないし、Booking.comでは500ブル(1,320円)となっていたのに、実際はシングル1000ブル(2,660円)、ダブル1200ブル(3,200円)だという。
さすがにこんな宿に泊まってられるか、ということで予約をキャンセルし、バロホテルに戻る。
あいにくその当日はシングルに空きがなく、ダブル800ブルだったがこっちの方が全然いい。
参考URL:https://maps.app.goo.gl/xokFmwRTW4PUEGYK6

宿問題が落ち着いたので、WiFiの速いウトマホテルのレストランでその後の旅程を立てる。ビール大(400ml)で65ブル(175円)、ラテ45ブル(120円)、結局トータルでビール15杯ぐらいをここで飲むことになる笑

市内に何店舗もあり、美味しいと有名なトモカコーヒーにも行ってみる。
1杯75ブルと他の店よりお高めだけど、確かに美味しい。

トモカコーヒー。人気らしく店内はかなり混雑していた

地元の人が集まる飲食店にも行ってみた。
食事メニューを聞くと大体200ブル以上だったので、ビールだけちょうだいと言って飲んでたら「試してみろ」と言ってエチオピアの国民食インジェラを出してくれた。

国民食インジェラ。酸味が強いので、スパイシーな料理と合わせて食べることが多いらしい

ビールは500mlで60ブル、相変わらず安い。
そしてインジェラの分もお金を払おうと思ったら要らないと言われてしまった。
ケチってた自分が恥ずかしい…

それでもブレずに?ロストバゲッジを回収するついでにまた空港泊を敢行し(笑)、無事荷物を回収。

ようやく戻ってきた荷物。前夜に行ってもまだ届いてないと言われたので、本当に3日かかった

これで動けるようになったので、ようやくケニア行きのバスチケットを購入。
以前はアルバミンチ→コンソと経由しないとケニアとの国境、モヤレに行けなかったらしいが、今はSelam Busがモヤレまで直行便を出しているらしい。
Ethio Busにも行ってみたところ、2024年2月時点の価格は、
・アディスアベバ〜モヤレ:1,880ブル(5,010円)、4時半出発
・アディスアベバ〜アルバミンチ:1180ブル(3,140円)、出発時間忘れた…
だった。

Selam Busの価格表。モヤレまでの直行便がある
Ethio Busの価格表。読めないし、1180なんて価格はない笑

アルバミンチやコンソも面白そうだったが、後ろの旅程を考慮してモヤレへ直行することにした。
ちなみにこのEthio Busのオフィスで日本人女性2人とお会いし、RIDEというライドシェアアプリを教えてもらう(そしてこれが後で大活躍する)

Ethio Busのオフィスでお会いした2人。お二人はこの後ハラールと少数民族巡りへ


帰りに昨日のローカルレストランに寄ると、今度は地元のお兄さん達に誘われて飲むことに。

小ビール1杯30ブルをトークン制で飲む

アディスアベバはかなり治安が悪いと聞いていたが、優しい人ばかりでめちゃくちゃ好きな都市になった。

翌朝2時半、バスターミナルまで移動開始。
バスターミナルがLamberetというピアッサから離れた場所にあるのと、アディスアベバの夜は強盗に襲われる確率高いとのことなのでタクシー移動にする。
最初は流しのタクシーを捕まえて聞いてみたが、800ブルとかめちゃくちゃふっかけてきたので、早くもタクシー利用は断念。
RIDEで手配しようと試行錯誤するも、宿のWiFiが繋がらず、ウトマのWiFiも弱く、SIMの通信も弱い状況。
すると見かけた宿の人が呼んでくれるというので頼む。
しかし乗る直前になって手配料として宿に200ブル(530円)よこせと言われる(聞いてない)
それなら乗らんとつっぱね、自力で手配し直すが、バロホテルがマイナーなのか、地図が読めないのか、ドライバーが何度も近くまで来ては遠ざかっていく笑
ウトマホテルまできてくれとメッセージを送り、近くまできたところでこちらから迎えに行って3度目の正直で乗ることに成功、探し始めてから40分かかった。
RIDEはほぼ最短距離でバスターミナルまで送ってくれたのでスムーズに到着、料金も276ブル(735円)と流しに比べるとかなり安く済んだ。
※バスターミナルの場所:https://maps.app.goo.gl/iEcA2ceLcD299pPe8

タクシー捕まらなかった時のことを考えてかなり早めに移動したので、1時間前に搭乗、もちろん圧倒的一番乗り笑
出発時間は4:30だったので、もしある程度移動時間が読めるなら15分前とかでもいいように思える。

ということで、ドタバタの東アフリカ1か国目を終え、国境へと移動するのでした。

今回の関連場所マップ。バスターミナルが遠い

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