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40目前に30代を振り返る「リスクの取り方が人生を左右する」

日々の何気ない選択が10年後を左右する

実は、あまり考えずに生きていると、日々の1つ1つの選択の取り方が10年後を左右しているという当たり前のことを意外と理解できていなかったりする。30代を振り返って思う。

「これからお昼だ。さて何を食べよう?」
①いつもと同じ弁当でいいや
②今日もちょっといつもと違う弁当を食べてみよう

このどちらを選ぶかを見るだけでも、どう人生が変わるかをジャッジする1つの指標になると思っている。ここにはその人の思考様式として「リスク」をどう取るか?というのが現れていると思うのです。

「余裕があるなら違う弁当食べるさ!」という言い訳。

こういう言い訳をしたくなるけど、冷静に見てみると、余裕がない実状があり、新しいことができないことを意味しているとも取れる。弁当すらリスクが取れないなら、もっと輝かしい未来のための大きいリスクを取ることは難しいのではと思う。

特に、この手のリスクの取り方は最近の日本人は下手だと思う。昔の日本人はよく知らんけど、今みたいな守り一色ではなかったと思う。

私も両親が
「目に見える分かりやすいリスクを避け、中長期を踏まえた本当の意味でのリスクをジャッジしない」
というよくいるタイプだったので、自身もリスクの取り方は上手ではないと思う。

ただそこを認識している分、両親よりはマシだと思う。

例えば、投資をせず貯金をするというのは「目に見えるリスクを避ける」行動になってしまうが、私の場合は、ある程度投資にも力を入れている。

投資をすることで「中長期的なインフレリスクの対策、および市場成長に合わせた資産の増加」することができるので、今のようにボラティリティ(変化)の大きい時代には、投資の方が時代的に合うのだと理解している。

ただし暗号通貨や短期株取引のような投機的な行為はしない。投機はただの運ゲームなので私は信用していないし、ここに腐心すると精神が疲れてしまう。かつて、株取引やFXで疲れたのでもう止めた。(といいつつ時々誘惑にかられて手を出すが見事に大外れを引くのを繰り返してはいる。バカだと思う。)

もし投資と投機の違いが分かっていない方は一度勉強されることをお勧めします。

年齢と共にリスクをとらないほど選択肢は狭まる

40代後半になるともう市場価値は皆無になるとも言われている。さて、そんな状態で50歳になって、60歳になり、お金が足りなくなったら働かなきゃいけないけど、何もしてこないと、誰でもできる仕事しかもらえなくなる。それはそれで結構辛い。安くて長時間、年老いた体で働くわけだから。今でもヘルニアはきついのに。

そして、会社の調子は市場に大きく左右される。古い会社は駆逐され、新しい会社でうまいポジションを取った企業は生き残る。そんな時代なので、急に例えば55歳で「来週で会社潰れるから」と言われると、本当に選択肢がなくなる。

だから本当は30代からもっとリスクをとって選択肢を広げておくのが良かったと思う。30代後半は、Kindle本を書いたり、noteの記事を書いて文章力を鍛えたり、有料講習を開いたり、そういう意味での選択肢は若干広がったので、40代は引き続き選択肢を増やしつつ、そういう文章力をもっと広げる方向で拡大していくのも良いだろうと思う。

こういうのって30歳になったときには全然気づいてなかった。メンターがいればこういうのを理解していたのかもしれないんだけどね。私はアドバイスを得られる環境になかった。

年齢と共にプライドを捨て選択肢を広げる重要性

リスクをとり選択肢を広げるのも重要だが同時に、年齢と共にプライドを捨てることが非常に重要になると思う。

例えば「私が若い頃は」なんて言い出したらおしまいだ。環境条件が違う現代でそれは通用するのか?そういう背景条件を考慮したうえで話すのならまだしも、当時の思い出話を淡々と語るだけの人、自身が若い頃は年長者からそういう話をされて鬱陶しいと思ったはずなのに、なぜか同じような年齢になると話す人が後を絶たない。不思議。

40歳に向けて

60歳以降も幸せに生きられるための選択肢づくりとしての「リスクをとること」、これが一番肝になると思う。

そして「老害にならないように(特に)プライドを捨てること」というのもポイント。上よりも下の世代との付き合いの方が、ビジネス上も友人づきあいも増えてくるので、特に大事になると思う。若い時に嫌だと思ったことを年下にしないことを心がけて、年齢と共に、するめのような味のある人間になれると良いと思う。

いずれにしても、人生右肩あがりになるような生き方をしていれば、いつ何があっても後悔しないから、毎日の改善を継続したいと思う。毎日できる改善なんてちょっとしたものだけど、0.2%の改善を1年続ければ2倍になるわけだから。

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