日記 -2-
どうもこんにちは、それかこんばんは
戸冠です。
日記を書こうと思うのですが、書けるような何かいいことが最近あったかな...ないな...。
(最近した変化というと、マットレスの劣化を均等にするために、寝るときの頭と足の向きを逆にしてみてるくらいしかないな...?)
最近じゃなくてもっと昔のことを書いてみようかな。今は自分の近辺でも、ニュースでもいいことがあんまりないから...。
◆
自分は何年かの間、暗い朝方に住宅地を彷徨うバイトをしていたのですが
そのときから深夜帯に外を出歩く習慣がついてしまったようで、定期的に深夜の外を出歩かないと体の中に熱がこもったようになり、息ができなくなってきます。
外には人がおらず、皆んな家の中で大人しくしてくれています。寝静まる住宅地を外から眺めたり、靴を脱いで足の裏で土草を感じながら歩いたりするのは気持ちがいいです。
外は魔女たちの時間になります。
それで、なんでこんな話をしたかというと
日記に使っている見出し画像はそういう時間に撮った写真だよ〜ってことを話してみたかったからです。
◆◆
散歩といえば、大学時代の同級生の1人を思い出します。
その人は友人もたくさんいて、教室とか、食堂とか、その場その場に馴染めているように私からは見えてた人なんですが
唐突に「今日はいい天気で散歩日和だから行ってくるね、バイバイ〜」と言い、人の集団から外れ、良い感じの木漏れ日の中に向かっていく人でもあって...
「1日に一度はセーヌ川に行くフランス人」のような(?)、風通しがよくて好きな人物の1人でした。
大学の終わり、卒業制作の発表展示会の頃
私たちは上野あたりにいて、その人に「あっちの噴水で昼ごはん食べたら良い感じだと思うんだけど、一緒に食べない?」と誘われ、これは乗るっきゃない!と思い、数日間一緒にお昼をとったのは嬉しい思い出です。
(1人を楽しめる人に、一緒にどう?って誘われるのは嬉しいですね....)
あと、夜のアメ横を横断したのも楽しかったです。その人が「身の危険がなければ、夜とかどこまでも歩き回りたいよね〜」と言っていてめっちゃわかる〜になりました。
そして秘密の気持ちを打ち明けるようなお話もしました。
◆◆◆
私の創作の一つに『アイキャントハグ』という創作があるのですが、上で書いたような夜の時間を思うと、そこの主人公2人(レスリーとアーリック)も思い出します。
彼らも、寝静まった郊外の道路でおしゃべりしているような時間がある子たちで....
自分の体験と、彼らは一応は違うものだと思っているのですが...
夜を彷徨うバイトのときとか「こういう時間にアイツらも外に出て、家でも学校でもどこでもない、誰にも見られなくてすむ場所で秘密をおしゃべりしてるんだろうな〜」などと想像したり...
自分のことを話すと、自創作の人たちのそういう秘密も一緒に暴露しているような気持ちになりますね。
こういう話はたまにくらいにしておきたいです...💭
最近はNetflixで
『点線に沿って切り取る』『世界は僕を切り裂けない』を観ました。
そして『マーシャ・P・ジョンソンの生と死』も観ました。
ルーカス・ドンの映画『CLOSE/クロース』の上映が始まったのですが、それもめっちゃ観に行きたいですね...。
それではまた
/戸冠
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?