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SB vs BTN 3betpot flop cb③

今回はA high bord disconected bordについてみていきたいと思います。前回同様まずはGTO wizard General の集合分析を見ていきましょう。
まずはrainbow  bordから、

見た感じブロードウェイ2枚のボードではかなりベット頻度が高くなっており、range33%cbが使えそうに見えます。そしてA9x以下のボードでは高頻度で安いベットが打てるボードもあれば、チェックの頻度が多くレンジベットが使えなさそうなボードも見られます。

そこで、前回同様complexによる20%以下の超small sizingを入れた集合分析を見ていきましょう。

全体的に高頻度で20%以下の非常に安いCBが打てており、ATX以上のボードではpotover betもちらほら見えていて、SBがBTNに対してこれらのボードでレンジアドバンテージを持っていることか予想できます。

ひとまず、ATx+のボードとそれ以下のボードで分けていつものように比較していきたいと思います。
では、A9x以下のボードから、range15%cb、range33%cb、15%33%75%.checkの3つで比較したいと思います。

まずはrange15%とrange33%を15%33%75%xで比較すると、range15%がわずかに高いという結果になりました。しかし、どちらもEV差は1付近であまり差異はないように見えます。ここではレンジ15%か33%どちらにするかですが、集合分析の結果を見ていくとrange33%と複数サイズの戦略の間でEVlossが2を超えているボードがいくつかあります。A67、A78などです。これらはwizardの集合分析でx頻度が高いボードとなっているので今度はrange xと33%を比較します。結果は一番右端で色を付けていますがEV差が1.5を超えているのはA65、A76、A98とミドルとボトムがコネクトしているボードでワンギャップ、ツーギャップと増えるごとにEVは33%の方が高くなる傾向があるようです。A97のEV差がそこまでないのはSBの3betレンジにT8sがあるためだと考えられます。なのでここはA9x以下のボードではAxxのミドルとボトムがコネクトもしくはワンギャッパーの場合はrange x、それ以外のボードではレンジ33%cbを打つとすると、

上記のようになりました。これでもrange15%よりもEVがわずかに低いのですがほとんど誤差の範囲内ですしPIOの計算結果をを眺めているとflopでrange15%を打った後はターンの戦略が比較的小さなサイズとxが多くなり再現性に欠けるのではないかという疑問があったためこのような戦略を考えました。

そんなわけでA high disconected(r) boardではA9x以下ではボトムとミドルがコネクトもしくはワンギャッパーの場合はrangex、それ以外はrange33%cbとしたいと思います。

次にATx以上のボードですが、

これは文句なしでrange33%でしょう。

よってA high disconected(r) boardではボトムとミドルがコネクトもしくはワンギャッパーであればrangex、それ以外はrange33%cbとしたいと思います。
ただ、range33%の部分をrange15%に変える方がEVが高いです。しかしturn以降の再現性に疑問が残るので今後turnの戦略を調べる過程でそれが解決されれば変更すると思います。

次にtwotoneを見ていきます。では、GTO wizard General の集合分析を見ていきましょう。

とまあ結構多いのでわかりずらいですね。全体像は、

こんな感じでざっくりとATx以上ではかなりベット頻度が高くレンジCBが許容されることが想像に難くない印象で、逆にA9x以下はベットとxの混合戦略といった感じで前回のレインボーボード同様A98ttのようなミドルとボトムがコネクトしているボードではベット頻度自体がかなり低いといった感じです。

次に前回同様complexによる20%以下の超small sizingを入れた集合分析を見ていきましょう。全部は多いので全体像だけ載せると、

こんな感じでまあおおよそ予想の通りA9x以下のx rangeが減って20%以下のサイズのcb率が上がるといった感じです。

とりあえずA9x以下とATx以上でボードを分けてpioで集合分析していきたいと思います。まずはいつものようにrange15%,range33%range50%,そして15,33,50,75%とcheckの混合戦略の各集合分析からOOPのEVを比較したいと思います。
まずはA9x以下から、

今回はボードが多かったので平均のみのせます。まあ見たらわかる通りrange x一択でしょう、一応range xの場合のOOPEVからrange33%cbの場合のOOPEVを引いてみましたがrange33%のEVが上回ったボードは一つもありませんでした。

というわけでA high disconected tt boardではA9x以下だとrange xで十分としたいと思います。
次はATx以上のボードを見ていきたいと思います。

結果はこんな感じで再現性を考えるとrange 33%で十分でしょう。
まとめると、A high disconected tt boardではA9x以下ではrange x、ATx以上ではrange33%とします。

今回のまとめ

A high disconected(r) boardではA9x以下ではボトムとミドルがコネクトもしくはワンギャッパーの場合はrangex、それ以外はrange33%cb
(range33%をrange15%に変えた方が僅かにEVが高い)

A high disconected tt boardではA9x以下ではrange x、ATx以上ではrange33%
(range15%の方がわずかにEVが高い)

③は以上です。

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