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「離れた場所から地域に関わってる人」の話を聞く機会を作るのも大事

以前、移住を検討している方向けのイベントに参加した時の話です。

参加者の年代はバラバラでしたが、熱心にお話を聞かれてる方も結構いました。

主催した地域に、実際に"移住"されたお話を聞く機会ということで、場がセッティングされていました。


それはそれでものすごく有益な情報だとも思ったのですが、仕事などで、離れたところから関わってる人の話を聞くのも、移住を検討してる方には、有益な情報なのでは?とも思いました。


というのも、例えば僕は、佐賀県伊万里市に移住せずに、福岡から仕事で関わっているので、その場にいない客観的な視点から見れていると思っています。


とはいえ、数ヶ月に1回は伊万里に行くので、街のことも結構知っています。もちろん、表面的なものかもしれませんが、福岡在住20代男子的、推しポイントは語れます。誰よりも熱く語れます。


伊万里に住みたい!とは思っていない(ネガティブな意味ではないのであしからず)ですが、仕事で関わったり、緩く繋がっていたり、時々行って自然に身を置いたり、現地の方々と交流したり、全部好きです。


「好きだから住む」「好きだから地元に帰る」と言う人もいますが、もちろんそうじゃない人もいるわけですね。


ですので、もちろん移住を検討している人に、実際に移住した人の話を聞いてもらうのもありですが、そこに、


①昔から住んでる人
②移住してきた人(Iターン、Uターン含め)
③離れた土地から、仕事で長期的に関わってる人


のように①〜③の方々を集めるのも面白いと思いました。もちろん、その土地にポジティブな印象を持ってる方に、ポジティブな話をしてもらうことが前提ですが。


特に、若者に関心を持ってもらいたい地域は、③の話ができる人もしっかり握っておいた方がいいと思います。


東京にいても、何かしら地元や地域に貢献したいという思いを持ってる学生~若手社会人も結構います。


彼らの多くは、地元に帰りたいとは思っているけど、東京のように刺激的な仕事はあるのか?とよく言っています。


もちろん、「自分で作ればいいじゃん」という指摘はごもっともなのですが、わざわざそこまでして今住んでる場所を離れるぐらいの強い関心は地元に持っていないんだと思います。


なので、離れた土地から仕事などで関わってる人の話を、出身者に聞いてもらう機会を増やすといいのではと思いました。


自分の体験や考えに落とし込んで、それなら私は住んでみたい、仕事で関わっていきたい、と思う人も出てくると思いますので。

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