エンパス、汚染されやすく。

えんぱす〜！にゃんぱす〜！(某アニメより)
暑いですね。最近は環境変化により、エンパス気質の悪影響を受けている日々です。

自分の場合は感情直感型エンパスの性質が強いと思われます。人の心の動き、隠れた感情、欲求、善意悪意、そういうものが分かるため、悪意を持った人と一緒にいる場合にはとてもとてもとてもしんどくなります。それが毎日続くと八方塞がり。どうしようもなくなります。
こんなこと気付かなければどれだけ楽だろうと思います。

でもこの感覚は話しても周りにわかる人が居るはずもなく、それもしんどいポイントですね。
そしてなぜかエンパスは悪意ある人や自己主張強い人の餌食になりやすいらしいんですね。
うん、たすかに。そうなのかも。笑

新しい環境では部下に毎日否定され(笑)、対話ではなく論破と反論。
部下は随分年下だから、あまり怒ったりするのはやめようと最初から決めていて
ああそうか〜。
とかゆるい反応と肯定を心がけていました。
まあ一応それぞれの人にそれぞれの考えがあると思ってるので、否定しなくてもいいかーと。

しかし、ネガティブワードを浴びせられ続け、日に日に自分の精神がやられていくのを感じ始めました。
いよいよ体調にも出始めたので、会社の上層部や人事に相談してみた。検討しますと返事がもらえても即日対応とはいかないのが現実。
毎日が消耗の日々。自分としては一刻を争う。
比較的ピンチはピンチだと騒ぐ方なので、解決が早いのですが周囲にあまり動きが見られない。
どーしょもない現状が続くのが一番嫌いなので、あの手この手を考えていました。いろいろ試したし。

そして、昨晩は相方と飯に行きました。
飯が来るのを待っている間に、
「最近さ、このままだと精神的にほんとにやばいと思ってるんだよね。不安とか焦りがずっとある。これが取れないんだよ。」
と話したところ、こうやって言葉に出して直後に分かったことある。
「ま！待てよ！！わかったぞ。自分で自分を疑ってるわ。自分が間違ってるんじゃないか、自分が悪いんじゃないか、自分は失敗したんじゃないか。と思ってる!!」
そうすると相方は
「それは良くないね。自分で自分を信じてあげなきゃ。誰から批判されようと文句言われようと、おまえは結果を出しているから、何か言われる筋合い無いよ。」
と言ってくれた。

目が覚めた。
見方によっては、自分はまったく違う人格になっていたようなものだ。エンパスは人の感情や思考がリアルに入ってくることがある。そのせいでそちらに染まってしまうことがあるのだろう。
気をつけなければならないと思った。
こんなのなんべんもやってるはずなのにな。笑

自分がやばい精神状態になっている場合は、本来の自分自身から遠ざかっている。
自分で自分を疑ったらいけない。
そんな時は、もはや自分じゃなくなっているのだ。

良い学びになった。
今まで上手くやってきているのだ。それなのに何を疑って、自分を責めていたのだろう。
相手を否定したらかわいそうだしな。と思って「そうだね」と肯定ばかりしていたが、違うと思ったことはきちんと伝えて、時には自分を主張してもいいのだ。
空気が悪くなることは絶対に感じ取ってしまうのだけど、そこは仕方ないんだ。
それに何事も言い方や伝え方によるし、それが説明できなくても(エンパスはカンとか感覚が強いのでその言語化に苦労する)説明しなきゃいけないわけじゃない。
言語化できなかった場合、自分から言えるのは「まあ、大丈夫ですから見ててください」ってそれだけかな。
ゴリゴリのロジック系の人からすると、たぶん自分のような人間の行動原理は意味がわからなくて、トリッキーに見えて、そして不安にもなるのだろう。
別にいいのだ。相手がどう思ってようと気にすんな。自分だけが消耗していく必要はない。

もちろん自分の足りない部分、直すべき部分はいつも振り返って修正する必要はある。
個人的には神経可塑性を研究してるから、まあまあマシな方でしょう。笑
感情任せにならずに自己の修正をがんばってるなら、自分を信じてやらねばならんのだ！！！

自分を信じるのと、あぐらかいて何もしないのとは違うからさ。