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偶然性と創造性が織りなす空間

2022年12月から2023年3月まで株式会社flier bookcampが主催するコンテクストデザイナー渡邊康太郎さんが講師の「つくるとつくらないのあわい──非表現者のための表現ガイド」というワークショップ(Camp)に参加。

一つ前の「一人ひとりの創造性を取り戻す「コンテクストデザイン」」に続くシリーズ。実はこれが礎かも。気づいたら康太郎さんの書籍「コンテクストデザイン」を5回くらい読み返していた。

毎回事前課題がでる。「つくる」というテーマの中で、都度自分との対話が生まれる(自分って?これでいいのかな?んんん)。 その中で一人ひとりの「これまで」と「いま」そして「これから」が滲みでてくる。
時を同じく僕に影響を与えたのが同じbookcamp主催  尾石晴さんの「自分の「好き」に気づく「感性的読書会」」。様々な本を課題に自分の感性について考え体感させてもらった。対話の価値や触発をキーワードに自分の世界がひろがった。その時の仲間に紹介してらもらった「「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考」や課題図書の「ハウ・トゥ アート・シンキング」は今でもペラペラ自分をご機嫌にしてくれる。

この二つのCampの共通点は、自分の好き、つまり大切にしているものに正直になって良いよ。それを発散、表現、創ることに、戸惑うことなかれ、まっすぐ進むべし!と言われているようだった。

これを後押ししたのが、一緒に時間をすごした両Camp仲間の存在。家族や会社関係の「強いつながり」に、対してここでの出逢いは「弱いつながり」。この「弱いつながり」がやばかった。

共有した時間とこの偶然性に感謝したい。

仲間の何気ない言動が、僕にとって大切で、気づきや、違うものの見方、忘れかけていたこと、をプレゼントしてもらっていた。

「COTAさん、潤いますね~」「僕はそこに美しさを求めたいんですよ」「うまく纏まらないけど、なんとかしたい!」それぞの意思?意志?がある。力があるというほうが良いかな。

康太郎さんCampの活動を通じて「つくる」行為に「これいいんだ」や「もっとやって良いんだ」という許しを得て(#弱さ最高。)、そこからメンバーの妄想力と創造性のスイッチが入り、後おしされるように自分も踏み出すことができた。

幸福学を研究されてる前野教授がいう幸福の4因子(「やってみよう」「ありがとう」「なんとかなる」「ありのままに」)が、康太郎さんCampには全て詰まってと感じる。

「強い文脈と弱い文脈」はキーワードのひとつですが、「弱い文脈」をうけとり全員が表現者になった。 作品はそれぞれですが、、共通点は一人ひとりが踏み出すキッカケをもらい、最終的には、あるがまま、思うがままに表現した集団(康太郎雑技団)となった感じ。

この偶然性をアレンジいただいた株式会社flierの皆さま、そしてこの期間リードしていただいた康太郎さん。僕にとってはハルさんも。
なにより康太郎Campの仲間の皆さま本当にありがとうございます。

これからも、偶然性と創造性を楽しんでいきたい。




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