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それって本当?

私たちは過去の経験や教えによって信念や観念ができる。
自分の信念・観念から外れたものは「悪いこと」だし、反対に信念に沿っているいるものは「良いこと」となる。

その信念が確固たるものになればなるほど、自動的に良い悪いが決まっていく。過去の記憶が固定化されているため自動的に判断が下されるのです。

そこで有効なのが「それは本当ですか?」という問いを自分に投げかけてみることです。

これは美味しいとか不味いとかの味覚の話も同じです。
例えば食のこと。
「キンキンに冷えたビール美味しい!とめどなく飲める!すみませんおかわりください!」っと普通ならこうです。

でもちょっと待って!それは本当ですか?と自分に問うてみる。


たしかに舌に刺激はあります。でもそれ本当に美味しいと言えますか?
観察してみるのです。

すると「あ!喉越しが好きなのかも」とか新たな気づきがあると思います。
歯ごたえとか、舌の感触が好きなだけのパターンもあります。

観察していくと、味覚というのは信号なんだなとかそういうことに気づくかもしれません。こういうことに気づいていくと普段生活している中で出会うほとんどのことは曖昧に捉えていることが分かってきます。

これは嫌いなものも一緒です。

自分の心をよく観察して探ってみると、それほど嫌悪すべきものではないのかもっと思えてくるから不思議なものです。自動思考に陥って何も考えずに反射で判断を下している場合は観察することが特に有効ですね。


それは本当に好きなことなんでしょうか?
それは本当に嫌いなことなんでしょうか?
その痛みは本当に今も痛むのでしょうか?
その考えは本当にあなたのものでしょうか?

それは本当ですか?

まずはこの問いから始めてみると良いかもしれません。

これを続けることで最後には執着しているものたちとの出会いが待っています。執着していることに気づいて、手放していけば生活は変わっていきます。そして生活が変われば出会う人も変わるでしょう。出会う人が変われば違う世界が見えていきます。

今と違う世界に行くときは握っているものを放すことです。
では今日も偉そうに書き終えたところであとは宣伝です。

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