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それよりもそれよりも前のこと

GHQによって私たちは日本人として大切なものを失ってしまった。
言葉も食べ物も身体性も・・・
という話を今でもよく聞きます。


失ってしまったと聞くと、その瞬間からとたんに足りないもののような気持ちになってしまうのは私だけだろうか。

昔は完璧だったけど、今は色々足りない状態ですと。何だか栄養素の話と似ています。

人は足りないと感じると、それを補おうとします。色々求めるのです。

何かと比べて足りないと、じゃあ取り戻さなきゃ!っといった感じでね。

縄文回帰運動なんかもそんな感じですよね。世の中には縄文にこれっぽっちも魅力を感じない人がいるわけで、「知らないから魅力を感じない」わけでもなくて、「知った上でときめかない」ということもあるんです。それはそれで良いですよね。多様性の時代だからこそなせることです。

また、一時期「現代人は頭ばっかりになってしまった」というのが話題になったこともあった、本来は「腹」だ!というやつです。

「頭にくる」と「腹がたつ」では使っている部位が違うと。腹は丹田を使っているというね。だから「腹」という言葉が日本には沢山残っていると言います。

腹を決める:深く決意する
腑に落とす:深く納得する
腹を割って話す:本音で話す
腹を探り合う:本音を探り合う

などの例が挙がったあとに、現代人は丹田が抜けちゃってるみたいな話になるんですね。そして丹田を鍛えましょうってことで話は鍛え方に移ってしまいます。で、私たちは「足りない」もんだから必死でトレーニングする訳です。

でも、誰もそういう文化ができた背景には目を向けない。なにを経てそこにたどり着いたのかが実はとても大事で、今の私たちが感じるところかなと思います。

私は失っているからこそ何の先入観も持たずに探求できるし、さらに進化できると思うんですよ。

色々奪われたのではなくて、進化のために管理してもらっていたのかもしれないですしね。

なにが良いかなんていうのは短いスパンでは分からないんですよね。もしかしたら丹田が抜けてる子供たちのおかげでってのあるかもしれません。

どこからどこを切り抜くかで良い悪いは変わってきますし、長い目でみたら必要なことだらけですから目鯨たてるよりは、失なったものたちができる以前のものたちに想いを馳せたいものです。

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【スケジュール】

8月7日:飯綱高原にて出展。邪払整体/邪払グッズ販売(どなたでも参加できる屋外ヒーリングイベントです)

8月9日:京都にて健康WS(申し込みは下記より)

8月10日:京都にてテルさんとチャネリングWS(申し込みは下記より)終わったあとはチャネリングセッション受けれます。対面で受けるチャンスです。(・14時40分〜15時40分・16時〜17時・17時〜18時空き有り)

8月30日:岡谷にて整体(60分9,000円)
14:30〜15:30空きあり
16:00〜17:00空きあり
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【連続講座】
8月19日まで募集してます





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