三才とは
さて、前回に待つ心のことを書きましたが、東洋思想では三才という思想があります。
いわゆる天・地・人のことです。
武術では上丹田(天)・中丹田(人)・下丹田(地)なんて分け方をしますが、
易や風水ではこれを天の時・地の利・人の輪と解釈します。
物事が成就するためには天人地の三つが上手に組み合わさるようにすると良いですよということ。
天というのは物事がうまくいく為に必要なタイミングのこと。
地というのはタイミングが来る時に備えて環境を整えておくこと
人というのは心のあり方もしくは人間関係のこと。
何か事を成すときは、タイミング、環境、人間関係が大事ですよという教えです。
種は蒔いたら必ず花を咲かしますが、花を咲かすタイミングは天の時次第です。
ただ花を咲かすにあたって土の良い場所に種を蒔く事はできますし、日当たりの良い場所に植木鉢を移動することもできます。これが地の利です。
最後は心構えです。花が咲いているところが早く見たいからと言ってあれやこれやといじらない。待つ心が大事な訳ですね。
我々ができるのは環境を整えたり準備をすることと、心のあり方を決める事です。
易ではいつ頃花が咲くのか、天の時がわかります。
風水では環境を整えてその時に備えることができます。
心構えについては次回陰陽五行と五常の話でお伝えしましょう。
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