新歓の共有の場を設けたい

本記事は裏アドベントカレンダー7日目の記事です。
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自己紹介

 はじめまして。
 東北大学オリエンテーリング部2021年度入学の
平出と言います。裏アドベントカレンダーの7日目の記事を書かせていただくことになりました。
 大学に入ってからオリエンテーリングを始め、まだ競技歴も1年ちょっとで、他のアドベントカレンダーを書く人とはオリエンの理解度もオリエンへの熱意なども低いと思います。ただ、オリエン界隈の空気感、オリエン部の雰囲気などはとても素敵で、すごく好きです。日本のオリエンテーリングが長いことつづき、競技としても生涯続けていきたいなと思っています。

オリエンの存続について

 オリエンテーリングは日本においてマイナースポーツだということは皆さんご存知のことと思います。僕自身も、田舎出身ということもあり大学に入学するまでこの競技のことをほとんど知りませんでした。大学に入学して、新歓を通して知ることができました。つまり、オリエンテーリングという競技への1番大きな門は、大学における部活動や、サークル活動の新歓であるということが言えると思います。
オリエンの存続のためには新歓によって毎年コンスタントに多くのオリエンティアを獲得することは必要不可欠なことであると言えるでしょう。
 しかし、近年のコロナの流行で新歓の形態は新しい形態を取ることを余儀なくされました。それはインターネットとオフラインでの開催のハイブリッド型です。コロナで対面新歓が制限されていた時代では、特にインターネットでの新歓が主流になっていたと思います。このインターネットでの新歓に対応できなかった東北大では、その年度の新規学連登録者の人数が1人しか確保できないという壊滅的な被害を受けました。
 制限が緩和された昨年と今年は、対面新歓での活動もあり、結構な数の部員が入部しました。それでも、前年の新歓についてはあまり上手くやっていた印象も薄く、ことしの新歓はかなり力を入れてやった結果、目に見えて数字が出たと思います。
 ただ、他大では、オリエンテーリング部員が激減してしまった部などもあると思います。そういった団体において、1人で新歓をやることなどはかなり厳しいと思いますし、アイデアも湧きづらいのではないでしょうか。インカレの場に置いてもやはり多くの大学がいた方が楽しいですし、他大のオリエン部も存続してほしいです。

今回提案するのは

新歓に特化した情報を共有する場を作ろう

というものです。

他大がどのような新歓をやっているのか、近い大学同士で、合同の新歓を行うことはできないかなどを共有する場を設ければ、今よりも効率的に新歓を回していくこともできると思います。また、他大で行っている成功した新歓の企画などは、他の大学も真似することで結果も出るのではないでしょうか。

 新歓で悩んでいたり、そういった場を作ることに賛成してくださる人は東北大学オリエンテーリング部員か、ひらいでまで御一報ください。(オリエン部の公式Twitterでも大丈夫です。)今のところはLINEグループかDiscordで作ろうかなと思っています。


東北大の新歓について

 最後に、今年度の東北大の新歓について紹介しておきます。反省点なども挙げておくので、それも考えてやってみてください。
 東北大学では、新歓期間として大学側が設定していたのは5月いっぱいでした。そこで、最初はキャンパススプリントなどをやり、アクセス数重視の新歓を、中盤にデカめの企画を用意し、最後は森に入る回数を増やし、入部の期限となる確定新歓を最後に用意しておきました。
 以下の画像に書いてあるのが日程です。キャンパスと三神峯、逃走中はスプリント、与兵衛沼や台原はプチフォレスト、ヲドガ森が大会でも使えるようなガチのフォレストのテレインとなっています。

 また、与兵衛沼や台原は市街地からも近く、アクセスもまあまあいい場所となっていて、ヲドガは自転車で行ける範囲ですが、希望者には車を出して送迎をしました。日程の面での反省点としては、新歓最初の週に1番でかい企画やロゲイニングなどを行い、新歓としての写真素材を大量に集め、口コミを狙うのがベストなのかなと思いました。また、フォレストに行っての新歓はアクセスが多少悪かったとしても、中盤の週に入れたほうがいいのかなとも思いました。(実際にフォレストでのオリエンを経験しないと、なかなか入ろうと思えないという意見が多かったです。)
 東北大学の新歓の目玉は逃走中です。他大で行っているのも見かけますが、東北大でやっている逃走中の企画概要だけ載せておきます。軸としてはロゲイニング形式となっており、キャンパス内でのロゲで点数を設定しておきます。そこに、逃走中の要素としてハンターを使い、捕まった人は点数が減算されます。また、逃走中でお馴染みのミッションも複数用意して、それによってポイントの変動やハンターの数の変動なども行いました。
 逃走中をやる際はキャンパス内でスーツ姿でビラ配りなども行いました。お昼時などにスーツ姿でサングラスをかけて歩いているとかなり注目されると思います。また、インスタやTwitterなどのsnsを通じて、ハンターを見つけて写真を投稿すると景品を渡す、などといった取り組みもしました。snsを上手く活用し、新入生の間で新歓企画を広めさせるのは(今年はうまく行きませんでしたが)かなりありだと思います。また、逃走中の動画を作ったら周りの人からのウケが結構良かったです。ぜひ作ってみてください。
 snsについての反省も乗っけておきます。snsの利用方法としては、Twitterは拡散を狙い、インスタはリピーターを狙う使い方が良いのかなと思います。インスタの性質上、新しい人に向けて拡散することはかなり難しいと思うので、新歓に来た人にインスタを追加してもらうなどをすればいいと思います。Twitterは、できるだけ早めに始めて新入生を片っ端からフォローしまくらのが大事だなと思いました。

 以上で裏アドベントカレンダーの記事は終わりです。冗長でまとまりのない文章となってしまいましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。来年度以降もオリエンテーリングの新歓、頑張っていきましょう! 

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