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【共同執筆】未来の話をしよう#5

前回の記事はこちら。

八重:
こういう話をしとってふと考えたんじゃけどさ、テクノロジーとか文化の革新があるのと同様に人間(あるいは他の生態系)の生物的進化ってどういうのが起こるんじゃろうな?
昔科学の図鑑みたいなので見た「未来の人間像」っていうのは、
 ・考えることが増え、頭が大きくなる
 ・噛む回数が減っているため、顎が細くなる
 ・体を動かさずに生活ができるため、骨が減り全体的に矮小する

こんなリトルグレイ感満載のイメージが載っとったわ。

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俺は生物に明るくねえけん、ゴルジ体が知識の限界なんじゃけど、涼は未来の人間像に何をイメージする?

涼:
俺も生物の進化とかは難しくてあんまり分からんけど、八重の言っとるその未来の人間像はよく見るよな。

何かで見て面白いなと思ったのが、地球以外の星でも生活するようになるけど太陽から遠い惑星だと今よりも暗く、目を発達させる必要があるけん大きくなるっていう説じゃな。
これは確かにってなったわ。
真っ暗で一切見えんかったらモグラみたいに消滅していくかもしれんけど、頑張れば見えるなら体って頑張りそうよな。

個人的な考えとしては将来思考を直接伝えたり受け取ったりする技術が出来ると思うけん口は退化していくと思うんよ。
で、テレビとか含め音声は全て脳内に直接流れてくるけん耳もいらんわな。
ってなるとほんまに上のリトルグレイになっていくんよな。笑

もう一つ言うと、が進化のカギを握っとんじゃねぇかなと考えとる。
腸って第二の脳とも呼ばれとって、胎内に赤ちゃんが出来るときも腸から生成されるって話じゃが。
もしかしたらどこかの分岐点で腸主体の人間が誕生するんじゃねぇかなと思っとるよ。
そうなってくると体の構造から何から変わるじゃろうけん議論は尽きんな。

まぁ何万年後とかの話じゃろうけど。

八重:
面白ぇ視点で人間の進化を見とるな。
腸主体の人間…って聞いてなんかムカデ人間を思い出してしまったのは不覚じゃったで。

人間の腸と口をつなげる無茶苦茶な映画

俺も何の話で聞いたか忘れてしもうたけど、腸内フローラ(人間の腸内の微生物群)って第2の脳って言われとるくらいに体調とか気持ちに影響を与えるみたいじゃ。
そうなると、もはや脳と腸がくっついた構造になるんかなーとか考えたり。

ここからはある恐ろしい想像力に掻き立てられながら書いとんじゃけど…
「骨が減って小さくなる」
「頭が大きくなる」
「目が大きくなって、口とか耳が小さくなる」
「腸と脳の位置がつながる」
これらの要素を一つ一つ吟味しながら統合していったら…

https://www.takarashuzo.co.jp/environment/harmonist_fund/special/04.htm
宝酒造のHPより

……。

いや、わからんよ?
わからんけど、もしかしてタコって将来の人間の姿だったり、逆にタコって強大な文明を何万年前に具備しとったり…

涼:
これは世紀の大発見じゃが。
タコって地球外生命体じゃってよく言われとるけど、その理由の1つに遺伝子の複雑さが挙げられとるんよな。
詳しく語ると長くなってしまうんじゃけど、タンパク遺伝子がヒトより多かったり。
もしかしたら未来からタイムマシンでやってきて過去の人間にまんまと捕食されとる未来人なんかもしれんな。

フランスの小説家にジュール・ヴェルヌっておるんじゃけど、そいつの名言に「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」ってのがあるんよ。
つまり俺らがここで繰り広げた会話は人間に必ず実現されるということじゃな。

生きとる内に想像を絶する科学の進化を目にしてみてぇよな。
とりあえずガッキーが星野源と離婚して俺と結婚するっていう想像をしとくけん人間に実現してもらいてぇもんじゃわ。

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