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スペイン巡礼の旅 ㊸ 最終回2018.7.1, 2

12:00、チェックアウト。
昨日のレストランでお昼を食べ、友人は、ホテルのロビーでゆっくりしているというので、一人で街をフラフラと見に出かけた。

気持ちの良い天気!きれいな建物

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曲線が優しい建物。

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所々にベンチがあって、木蔭でみんなのんびりとしている。

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ウィンドウも、おもしろい。

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住宅街でしょうか?

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大きな通りに出ました。

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この辺りで引き返します。
ホテルに戻って、タクシーで空港に向かいます。
ビルに青空が映ってキレイ!

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空港でチェックインすると、旅行会社の方が連絡してくださっていて、友人の為に車椅子が用意されていた。

セキュリティチェックの前、その後など、その場、その場でお手伝いして下さる人のバトンタッチもスムースで。
もう一人、韓国の女性が車椅子を利用していて、搭乗口まで一緒にお世話していただいた。

お手伝いをしていただいた方々。

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こんなきれいな通路も通って。

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乗り換えの仁川国際空港では、この自動車に乗って移動。
今まで、見たことはあるけど、乗ったことはなかった。
身体の具合が悪い人にとっては、本当に助かなぁとしみじみ思いました。

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7月2日夜、43日間の旅を終えて、帰国。帰宅。
帰国後、友人はヒアルロン酸の注射を何回か打って、痛みが無くなったそうです。
そして、7月の終わりには、八方尾根から唐松岳に登って、その後も、山を楽しんでいます。

私はといえば、皮膚科に通院して、あらまぁ、派手に刺されたねと、2回点滴をしてもらい、貼薬貼ったり、塗薬を塗ったりして治ったけれど、酷かったところは1年以上、跡が残っていた。
最後の虫刺されがあって、もう2度と行きたくないと思っていたけれど、2年過ぎた頃から、注意をして行けば大丈夫だよね、という考えに変わり、
一緒に歩いた人達と連絡を取り合っていたが、コロナの影響で状況が変わってしまった。

歩いている時に話した人が、
この道を、2回目に歩いているけれど、前の時は、早く歩いて早く着きたい!という思いで、なんか急いであるき過ぎたと、後から思った。今回はゆっくり周りを見ながら楽しんで歩くつもりと言っていた。
今、あの彼女の言葉を思い出すと、その気持ちが少し、分かるような気がする。

ご縁があって、最初の頃一緒に歩いたTさん、予定通りTさんと交代したかようなNさんと、お二人が自炊派だったので、友人と二人だけの旅ならばできなかっただろう、経験もさせてもらった。
旅にでる前に、友人と二人で、旅行に行ってまでご飯を作りたくないよねなんて言っていて、頭から自炊は考えていなかったけど、自炊は時間の制限もなくて、気楽で楽しかった。
お陰様で良い思い出になった。

いろいろな人と出会い、かわいい花々、きれいな景色を見ながら歩き、"1人" ということの意味や、人との関わりや、これからのことなどいっぱい考えた。

忘れられない2つのこと。
雨の中、広い大地を歩いていたとき湧き上がってきた感情。
開放感と共に、大きな何かに守られている安心感、一人だけど、一人じゃない! 今、大自然、大きく言えば宇宙と一体になっている!
とても自由でのびのびとして、楽で幸せな気持ち!
と、そんな思いをさせてもらったこと。

もう一つの忘れられないこと。
花がいっぱい咲いているきれいな道を歩いていたとき、あぁ、主人を自由にしてあげなくちゃ!と思った。
多分、主人はこの世界での仕事を終えて、旅立っていったのであって、もう住む世界が変わってしまったんだ、
私は、私で生きていこう!
悲愴な感じではなくて、きれいなお花畑を歩いていたときの感情なので、これも幸せな気持ちで区切りがつけられた、

これは、この旅から頂いた大きなプレゼントだと思っている。
自分の感じたことを、全部、言い表すことが難しくて、伝わらないかなと思いながらも、書きのこしておいた。

ノートを勧められたことで、思ってもいなかった旅の記録が残せたこと。
読んでくださる方がいて、コメントも頂いたりしたこと。
皆様のおかげで、新しい世界が拡がりました。
全て、ありがたく、嬉しく、感謝、感謝です。
ここまで読んで頂いて、本当に、ありがとうございました。


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