スペイン巡礼の旅 ㉝ 2018.6.21
オ•セブレイロ 〜 トリアカステーラ 21.69km ( 合計 642.32km )
友人は、今朝は一人でだいぶ早くに出発していった。暑さを避けるためかな?
さあ、今日も歩こうと外に出ると、アルベルゲの下に見える雲海に、昨日とは違った世界を見た。
私は、Nさんと一緒にあるき始める。日の出前の空がきれい。
ここで、一輪だけしか見なかった花。
友人は見過ごしたそう。
雲海。雲が山の上からカーテンのように降りてくるように見える。
今日も花のお出迎え
風に逆らって進もうとしているペリグリーノ( 巡礼者 )の像
霧の中、集落に入る。
壁に咲いた花がきれい。
牛を連れて道路を横切って行く人が。
小さな教会の横を通り
本当にたくさんの花
自然の配置、ステキ!
牛飼いがやってきた。
繋がれてない牛とすれ違うのは、ドキドキする。思いっきり、道の端に避けてじっと通り過ぎていくのを待つ。
こういう時、自然にすれ違える人間になれたらなぁと思った。
前を行くたくさんの牛たちと、牛を全く気にしてない若い女のたち。
私といえば、ちょっと距離をおいて、牛たちが道路から外れていくのを待って、ゆっくり後をついて行くだけ。
牛は牧場につれていくのかなぁ?
それぞれの家の草を食べさせる畑とか、牧場などがあるんだね。
あと、141.755kmと標されているモホン(標識)
トリアカステーラとその下に木の説明
百年ここで生きている栗の木らしい。
栗の木には見えないですね。
やっと山を下りてトリアカステーラに入りました。
町の入口。
最初のバルは、泊まる予定のアルベルゲの向かい側と確認。
バルの向かい側、道路、左下のアルベルゲ。
予約の順番待ちの列に、ザックを置いてくる。
その後、ひと足お先にと、ビールを飲みながら、そして、食べながら、友人の到着を待つ。
二段ベッドが2つの2階の明るい4人部屋。
シャワー、洗濯は1階。
洗濯干し場は、草むらの中を歩いて行く。
その時、足にチクッと虫さされの嫌な感覚。
前に刺された時も赤く大きく腫れて、なかなか治らなかったけど、同じ虫だろうか?
なんで、私だけこんなに刺されるの?嫌になる!
友人は、膝の具合が悪いようで、歩くスピードが出なくて、遅くなったと。
そんなことを話しながら、イカのリング揚げ、ロシアンサラダ、野菜サラダを食べる。ボリュームタップリ。
あの山を下りてきたんですよね。
一休みして、スーパーを探しに行って、果物などを買って帰った。
昼の食事の量が多かったのと、ちょっと遅い時間に食べたので、今夜はNさんに伝えて一緒に食べなかった。
でも、部屋は一緒。カミーノ家族だからね。
友人の膝は、しばらく前から調子が悪そうなのは分かっていたけど、こちらから訊ねることもためらわれていた。
では、おやすみなさい。
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