スペイン巡礼の旅 ㉛ 2018.6.19
カカベロス 〜 ベガ ·デ·バルカルセ 24.55km
( 合計608.53km )
今朝も 長い影と歩き始める。
山の中の道になり。
花に癒やされながら、
ちょっとボケてますが。
野いちごの花でしょうか。
そして、この町に入る。
昔の貴族のお城とか。
鳥が辺りにたくさん飛んでいるのが、印象的だった。
町に入ると結構狭い道。
花の飾り方がステキです。
この町は、日本の風景に似ている所もあって、懐しい感じがした。
休んだバルの辺りは、川にせり出している建物があったり、水もきれいで、郡上八幡の町を思い出させる景色だった。
でも、教会があると、突然、ここは外国!
全く違いますね。
橋のたもとに巡礼者の蔵。
街を出て、しばらく歩くと、高速道路と出会う。
そこから、左が高速道路と川、真ん中が巡礼路、右が車道という道が続いた。
この道を歩いている時、昨日よく見かけて挨拶を交わした一人旅の女性と一緒になった。
ちょっと歩いては休んでコーヒー。
時にはワイングラスを傾けながら、にこやかに手を振ってくれた。
でも、私が休んでいる時は、追い越して行って、前後になったのだから、私も、結構休んでいたのかな?
この人との話の中で、印象的だったのは、
" 日本人は英語を話すのがなぜうまくならないか、" ということ。
彼女が言うには、日本人は真面目で話すときに、間違うことを恐れて、完全なフレーズでないと喋らないからだと。
他の国の人は、笑われてもどんどん喋る。それが大事なんだけどねと。
間違っても良いんだ、真面目じゃなくても良いんだと、教育のことについても、熱く語っていた……ように思った。
完全には理解できなかったけど😅
どこの国の人だったか、聞いたけど忘れた。
日本のことをよく知っているようだった。
でも、そのとおりだなぁと、納得した。
この道で、こんな自転車に乗った人を見た。
最初で最後の珍しい自転車だった。
自転車の女の子は、偶然に一緒になっただけ。
大きな道路ぎわの像
サンティアゴまで、後190kmとある。
休憩したバルの、オレンジの絞り機。
オレンジジュースは、どこで飲んでも、甘くて本当に美味しかった!
スーパーマーケットの中の、オレンジ売り場にジュースの絞り機があって、傍に大小の容器があって、自分でオレンジジュースを作って会計に持っていく所があったことを思い出した!
レオンの町だ!
最初の頃、一緒に歩いていたTさんと、飛行機が飛ばなくて、遅れて合流したNさんがやっとレオンの町で会えたんだ。
でも、Tさんは次の日は、バスで移動していき、Nさんがバトンタッチしたように、私達と一緒に歩き始めたのだった。
友人は、足が痛くて休んでいて、3人でレオンの街を歩いていて、スーパーに入った時、それを見たのだ。
Tさんが、やってみよう!と言って、3人でああだこうだと言いながら、ジュースを絞った。
懐かしいね!
家の造りが日本と違うので、花の飾り方も違ってきますよね。
今夜の泊まる街の標識がある。
集落が見えてきた。高速道路があんなに高いところに!
オシャレな家を左に見て歩き
坂道の途中に建つ、今夜のアルベルゲに到着。
坂道が好きじゃない友人は、ガックリ。
後ろには、高速道路が見えた。
そのアルベルゲからの景色。
右の三角の山の頂上に、お城みたいなものがあって、何だろうと思ったけど、思っただけ
このアルベルゲには大きな木があって、涼しい木陰を作っていた。
気持ちの良い所だった。
暑い日射しが分かりますよね!
私がビールタイムを、急かしてしまったことと、あまりの暑さに、友人はちょっと具合が悪くなってしまった。
友人には急かしてしまって、ゴメンナサイ!
でも、夕食の頃は、元気になって安心しました。
このバルで働いていた女の子と、お客さんの男の子。
何かいい雰囲気でしたよ😊
夕食は、予定をしていたレストランが臨時休業!
もう一軒はちょっと遠いので、バルの隣のスーパーでお買い物して、
Nさんの指導でパスタとサラダ。
本当に頼もしいNさんです!
キッチンでは、他に男性二人が夕食を作っていた。
見ていたけど、どんな味なのか想像がつかない料理だった。
ちょっとだけ、味見をしたかったけど、
Nさんは真面目一徹な人で、
楽しくもないのに笑顔は作れない、
親しくもないのに笑いかけれないと言って、
他の人に目もくれず料理を作っている。
その姿に、お互いに話しかけてはまずいかな?という雰囲気だったからね、
私も、声も掛けづらかったという訳です。
味見をしそこないました😁
今日も無事に歩き、おいしくご飯を頂きました。ごちそうさまでした。
おやすみなさい。
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