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シャドウレイダーズの立ち回り考察をたくさんする その22:ブルース編

株式会社コザイク様から発売されているボードゲーム「シャドウレイダーズ」のキャラクター別立ち回り考察をしていきます。
第22弾はブルースです。


基本情報

スペック

陣営:シチズン
体力:10
勝利条件:あなたの攻撃でHP12以上のキャラクターを脱落させる。またはゲーム終了時に【オリバーの隠れ家】にいる。
特殊能力:あなたの攻撃でHP11以下のキャラクターを脱落させた場合、あなたは自分の正体を公開しなくてはならない。

勝利を目指すには

HP12以上のキャラクターをダイスによる「攻撃」で脱落させなくてはならないが、自分でダイスで攻撃するという勝利条件の前提と自身の低水準な体力の都合上それなりに生存に気を遣わなければならないので、「B」のシチズンの例に漏れずシビアなプレイングが要求される。結論としてこのキャラクターも難しいと言っていい。

基本的な立ち回り

まずは推理カードを引く必要性について論じたいが、結論としてシチズンの中ではかなり引いておきたい部類に入ると考えている。
奇妙な動きを見せないことで疑われることを避ける以外にも理由は2点あり、1つは体力を聞くタイプの推理カードが全体の中に2枚入っていること。これらのカードを引いて他プレイヤーに渡すことができればHP12を超えているか否かがわかるので、ターゲットを決めやすい。
もう1つは確率が絡んだ話になってしまうのだが、レイダー及びシャドウは体力12以上のキャラクターが3種類中2種類存在する。つまり3分の2。一方でシチズンのは自分の可能性を排除して「A」「C」「D」の3種類から選ばれるとした場合は「D」のみが体力12以上なので3分の1。ということでレイダーまたはシャドウであることがわかれば「ええい、ままよ!」と攻撃しに行っても悪くない賭けにはなるのである。

ターゲットにするかどうかの目安としてもう一点、そのプレイヤーが生存に注力しているかどうかも挙げられる。攻撃に消極的であったり、白のカードや自身の身を守る装備カードを引くようにしているなら体力が低い確率が高いと判断してターゲットから外してもいいだろう。

そうしてターゲットを決めたら攻撃を集中させていくといいと思われるが、この際に黒のカードや市庁舎の効果でどこまでダメージを与えていくかが問題になる。結論としては当然11までのギリギリを攻めるのが理想であるのだが、最悪それで体力11以下であることが判明して脱落させてしまっても影響は少ないと思っている。なぜならダイスによる攻撃ではない方法でダメージを与えているので自分は能力で正体を公開しなくていいからである。もちろんうっかりダイスによる攻撃で脱落させてしまっても自分は正体を公開するだけで脱落せずには済むのでまだまだ勝機は残る。

そしてキャラクターの脱落以外に勝利条件がもう一つこのキャラクターには存在する。ゲーム終了時に【オリバーの隠れ家】にいるというものである。正直なところ狙って行くのは難しいが、例えば前の手番で女王陛下の飛行船にいる場合などの場合、ゲーム終盤なら選んでオリバーの隠れ家に行ってもいいだろう。
ちなみに6面ダイスの出目と4面ダイスの出目の全パターンは24パターン、2つ振って和が9の場合は2パターン、10の場合は1パターン。オリバーの隠れ家に行けるかそれに繋がる可能性は3/24=1/8=12.5%となる。意識しても悪くないだろう。

集めたい装備

正直なところ生存も攻撃も神秘のコンパスもどれも欲しいが、若干生存性を上げるものの優先度は下がると思われる。
仮にガトリングや妖刀マサムネによりうっかり狙い以外のプレイヤーを脱落させてしまいそれがHP11以下だとしても、先に挙げた通りこちらは脱落する訳ではないので少々強気でいてもいいだろう。

能力の使用タイミング

このキャラクターの能力は条件を満たすと勝手に発動してしまうものである。HP11以下のキャラクターをダイスによる「攻撃」で脱落させたときに公開するので、ダメージ10付近になったら市庁舎や黒のカードの効果を使うなどうまく調整できるとよりよいプレイングになりそうである。

まとめ

・「攻撃」で脱落させる関係の勝利条件と能力である
・自身のHPが低水準であることに注意
・ダメージ11や10付近でのダメージ調整には攻撃以外を使えるとよい
・【オリバーの隠れ家】に行ける確率は実質12.5%

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