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シャドウレイダーズの立ち回り考察をたくさんする その11:アンジェラ編

株式会社コザイク様から発売されているボードゲーム「シャドウレイダーズ」のキャラクター別立ち回り考察をしていきます。
第11弾はアンジェラです。


基本情報

スペック

陣営:シチズン
体力:8
勝利条件:右隣のプレイヤーが勝利する。
特殊能力:アンジェラの勝利条件を「左隣のプレイヤーが勝利する」に変更する。(ゲーム中1回のみ)(※ルールブックによると自分の手番開始時に使用可能)

勝利を目指すには

基本セットのAのシチズンであるアリスと異なり、自分自身が脱落していても勝利の可能性があるキャラクター。右隣の、あるいは左隣のプレイヤーをアシストしてくことが勝利に繋がるだろう。
アシストの方法としては攻撃などでダメージを与えることが行動しやすいので、できれば隣のプレイヤーのどちらかはレイダーかシャドウであってほしい。

基本的な立ち回り

このキャラクターは推理カードの使用がきちんと意味を持つ。右隣及び左隣のプレイヤーがレイダーかシャドウであることがわかれば、その敵対陣営にダメージを与えていけば自分の勝利に繋がるからである。
このことから推理カードを引くことができたらまずは右隣のプレイヤーに渡したい。右隣のプレイヤーがレイダーかシャドウであることがわかれば敵対しているプレイヤーにダメージを与えていけばいい。しかし推理カードを序盤で引くことができなくても右隣のプレイヤーと誰かがダメージを与え合っているならその誰かにダメージを与えに行ってもいいだろう。
では右隣のプレイヤーがシチズンであった場合はどうすればいいだろうか、取れる方針としては大きく2つと考えている。1つは能力を行使して左隣のプレイヤーへアシスト対象を鞍替えすること。これは左隣のプレイヤーがレイダーかシャドウであることが前提となりやすいが、もしそうであるなら有効になりやすい。もう1つは右隣のプレイヤーのキャラクターを推理して引き続きアシストを続けることである。右隣のプレイヤーが例えばバイロンなどのようにゲーム後半にならなくても突然勝利条件を満たすことができたり、勝利条件を満たすことがそもそも比較的容易なら選択肢に入れてもいいと考えている。

このキャラクターが困るシチュエーションとして存在し得るのが、7・9・10人プレイのとき、つまりシチズンが3人以上のときに自分の両隣がシチズンである状況である。そのときは右隣と左隣どちらに付くかを正確に見極めるために自身の生存にも力を注いでいきたい。もちろん両隣どちらかがレイダーかシャドウである場合でもどちらに付くか見極めることは大切なので、アシストは大切であるがそもそも自分の生存寄りに立ち回っていく方が手堅いプレイングになるだろう。

右か左隣のプレイヤーのアシストとして誰かにダメージを与えていっていると、自分もヘイトを向けられていくと思われる。しかしアンジェラ自身は勝利条件に生存していることが前提にないのでアシスト対象が勝てそうなら安心して脱落しよう。アンジェラが長く生存したいのは右左どちらが勝率が高いかを見極めるためというポイントが大きいので、見極めが済んだらアシストは捨て身になってしまってもいいと思える。

集めたい装備

白のカードの賢者のローブ・いにしえの聖杯・幸運のブローチは優先度が高い。理由はダメージを与える手段はダイスによる攻撃以外にも存在するし、右左どちらのプレイヤーに付くかを見極めるためになんだかんだ生存したいが自身の体力が少ないからである。
どちらのプレイヤーのアシストをするかを決めたなら、ダメージを稼ぐために黒のカードを集めることに注力し始めてもいいかもしれない。

能力の使用タイミング

そもそも能力を使用するか・しないかが問題になるのでまずは能力を使用する基準を考える。間違いなく使用したい状況として、右隣のプレイヤーが脱落してしまい勝利条件を満たせなくなった場合。もう1つとして、右隣がレイダー1人でシャドウが残り2人であるなど不利な状況になった場合。それ以外にも「基本的な立ち回り」で述べたように右隣がシチズンで勝利条件がよくわからなく左隣がレイダーかシャドウでそれなりに有利そうでも能力の使用を考えていいだろう。

しかし右から左に乗り換えを決めたとしてもすぐに能力の使用をした方がいいかというと必ずしもそうではないと考えている。左隣のプレイヤーに対して敵対しているプレイヤーからまとめてヘイトを向けられるからである。ギリギリを攻める見極め力が要求されるが、乗り換えを決めても自身の脱落する・勝負が決まる少し前に能力を使うようにしたい。

まとめ

・脱落しても勝利の可能性は残る
・右隣がレイダーかシャドウならアシストしやすい・行動もわかりやすい
・生存を頑張るのは主に右左どちらに付くかを見極めるため
・左隣に乗り換えることを決めてもすぐに能力を使用するかは考えること

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