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シャドウレイダーズの立ち回り考察をたくさんする その4:ダニエル編

株式会社コザイク様から発売されているボードゲーム「シャドウレイダーズ」のキャラクター別立ち回り考察をしていきます。
第4弾はダニエルです。


基本情報

スペック

陣営:シチズン
体力:13
勝利条件:あなたが最初に脱落する。または、シャドウが全員脱落し、かつあなたが脱落していない。
特殊能力:最初にあなた以外のキャラクターが脱落したとき、あなたは自分の正体を公開しなければならない。

勝利を目指すには

勝利条件が2つあるが両立して目指すことはない点に留意したいキャラクター。
周囲からのヘイトを一手に集めて最初に脱落し華麗に勝利したいところではあるが、浪漫を夢見ずにあくまで利口に勝利することを目指すのであれば最初からレイダーの味方をした方が良いまである。仮にそうしてもシャドウから激しい攻撃を受ければ最初に脱落して勝利するチャンスはあるのでどちらの勝利条件も見据えた両取りな動きもできなくはないと考えている。
特殊能力に関しては自身を有利にするものではなくむしろ不利になりえるもので、能力を使用することになって正体を公開した後は大体強力な能力を持ったシャドウと能力なしのような状態で殴り合わなければならない点もちょっとした注意ポイント。
ちなみにレイダーとの共同勝利を目指す場合、あくまで彼はシチズンなので当然エクスカリバーは使えないし、レイダーが全員やられてしまえばダニエルが生存していても関係なくシャドウの勝利になる。

基本的な立ち回り

ダニエルは体力の多さと勝利条件の特性から、反撃を鑑みずに積極的にヘイトを集めに行きたいキャラクターであると考えている。特にシャドウに対してはどんどん攻撃を仕掛けていっていいだろう。
その他、引くカードの優先度だが序盤~中盤に関しては黒のカードを引きに行っていいと思う。なぜならばダニエルはむしろ脱落したいタイプのキャラクターなので黒のカードのダメージを受けかねないリスクはむしろ歓迎だし、体力自体も多いからである。

ここで問題となるのが、ダニエルのどの勝利を目指すかである。最初の脱落による勝利を最優先にするならあまり陣営を気にする必要がなく、適当に推理カードを1度くらい引いたら攻撃レンジにいる誰かに渡してその人を即座に攻撃してさもレイダーかシャドウの敵対陣営っぽく動いてもいいのでそこまで陣営を知る必要性は薄い。レイダーとの共同勝利に重きを置くのであればレイダーには攻撃せず、シャドウやレイダーと分かった人との敵対プレイヤーに対してヘイト集めをするに留める方が賢明である。

そして周囲からのヘイトを集めてダメージを受けつつゲームが進行するとまた別の問題も2つほど浮上する。
1つ目は順調に自分が最初に脱落できそうな場合の話で、最後の一撃を如何にして受けるかだ。運よくシャドウあたりが「こいつは[G]のレイダーだな!」と思ってくれれば最後までダメージを受けきれると思うが、ダニエルを疑われダメージ10前後で急に攻撃されない場合の方が多い。この時は市庁舎で自身にダメージを与えたり、黒のカードを積極的に引きに行ってダメージを受けたい。
2つ目は自分が脱落できないと判断するタイミングである。要はいつレイダー側に本格的に付くかという話だ。遅すぎると満身創痍の状態で生存とシャドウと戦いハメになりあっさりやられてしまう。個人的には早めに切り替えるのがオススメだし先にも書いた通り利口に行くのであれば始めからレイダーとの共同勝利を目指してもいいと思っている。

集めたい装備

特定の装備に関してはガトリング、ただし正体を隠している状態の場合である。同時に複数人に攻撃できるのでヘイトを稼ぎやすいと言えるだろう。

それ以外に関しては、正体を隠している状態では黒のカードを積極的に選択したい。白のカードはダメージを軽減・無効化したり、使い捨ての中には回復するものもあるので、ブラックミスト地区では白よりは黒のカードを選びたいし、オリバーの隠れ家でも黒のカードを優先的に奪うべきと考えている。
しかし一度招待を公開することになってしまったら逆に自身の生存の優先度は上がる。正体を隠している間に黒のカードの装備が多少揃ったなら、今度は白のカードをどんどん引きに行こう。

能力の使用タイミング

このキャラクターは自発的に能力を使用することはできない。誰かが自分より先に脱落したら「私はダニエルです」と正体を公開するのがルールである。
うっかり正体を公開し忘れないように注意しましょう、くらいで本項目には他にコメントすることがないので以上で終了する。

まとめ

・ヘイトを集める対象はなんだかんだシャドウが理想的
・正体を隠している間は黒のカード寄りの選択を
・正体を明かしてしまったら白のカード寄りに変更
・レイダーとの共同勝利の場合、自身の生存も前提になるので注意


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