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ラ・サール中学合格体験記2022

今年度の入試を終えた受験生が「合格体験記」を寄せてくれました。大手塾や通信教育の併用なし、オンライン指導のみの生徒です。合格発表後に質問事項を送ると何とも立派な長文の返信が。中学受験の学習を通じて培われた力の一つだと思います。これから始まる中学校生活が充実したものとなりますように!(以下は生徒からの寄稿です)

[合格校]
 ラ・サール中学校
 海陽中等教育学校特別給費生
 青雲中学校
 愛光中学校
 麻布中学校

中学受験に挑もうと思ったきっかけは?

4年生の6月に受けた四谷大塚の『全国統一小学生テスト』で、長野県で1位という予想外の成績をとり、もっと勉強すればもっと高いところを目指せるかもしれないと思ったことです。

また、小学校の授業に物足りなさを感じていたときに、ラ・サール出身の父から中学受験を勧められ、ラ・サールでの勉強は今よりハイレベルだし、面白そうと思ったのがきっかけです。

ラ・サール中を目指そうと思った理由

1つ目は、前述したように、ラ・サール出身の父から聞いたラ・サールについての話がどれも面白そうだったこと。2つ目は、父のラ・サールの同級生に会ったときに、ラ・サールではいい友達を作れるんだなと感じたこと。3つ目は、寮があり、遠方に住む僕でも通える学校で、勉強時間や友達との関わりもたくさん持てるんだなと感じたこと。これらが主な理由です。

こんなペースで勉強していました

僕は算数が苦手で、算数に重点を置いて勉強したので、算数と他の教科に分けて紹介します。

算数
最初は『中学受験新演習』という基礎問題の教材で勉強しました。僕はそのテキストを一週間で2章終わらせる(一冊20章)ペースで勉強していました。『中学受験新演習』の小6上までを終えた小5(新小6)の3月からは、『中学への算数』という応用問題や実際の入試問題を集めたテキストで、各分野から1日1問ずつくらいの進度で勉強しました。

他の教科
最初は、平戸いの翔塾に通う前からやっていた『自由自在』を使って、1日1教科ずつ、3教科を順番に勉強しました。『自由自在』を終えると、『中学受験新演習』を2〜3日に一章(通常の一週間分の進行に相当)のペースで進めました。6年生の夏休み後からはラ・サールとは別の学校の過去問(早稲田佐賀・愛光・西大和・海陽特給・麻布)を、平日は1日1教科、休日はラ・サールも含めて4教科やりました。

一日の勉強時間は、小5のときは平日2時間ほど、小6のときは平日3〜4時間ほど?

良かった教材

『中学受験新演習 算数 コンプリーション』
算数のほぼ全ての分野の基礎問題の復習ができるので、夏休みに総復習教材として活用しました。また、入試本番にも直前チェックに活用しました。

『自由自在 社会』
塾に通う前から使用しており、『中学受験新演習』を終えた後も、家庭での学習に利用しました。理科・社会は『自由自在』を読めば知識分野をほぼ網羅できるので、知識分野を勉強するのに良いと思います。

『2022ラ・サール中 算数 20選』
最後は井上先生に作って頂いた教材です。『中学への算数』の中の<日々の演習>からラ・サール対策に有効な20問を選んだもので、入試直前最終授業で教材に書いたメモを、入試本番直前に確認しました。本番でも実際に役立ったので、この教材はすごいと思います。

また、個別指導のいいところで、僕の勉強の進み具合などを見て井上先生が今の自分にあった教材を紹介してくれるので、今挙げた3つの教材以外も全て良い教材だったと思います。

オンライン授業感想

通信ができる環境が整っていたので、あまり対面との差は感じませんでした。「オンライン授業で導入をする→一人で問題を解く→わからないところをチャットで聞く→オンライン授業で解説をしてもらう」ということを繰り返していました。授業がないときでも、いつでもチャットでわからないところを聞ける安心感があり、質問をすぐに解消できたので、良かったと思います。また、オンライン授業は録画されていて、いつでも見られる状態だったので、わからない所の復習に便利でした。

平戸合宿の思い出

GWと夏休みに、計2回行きました。一日中塾にいて勉強するので、井上先生に対面でいつでも質問できるのが良かったです。午前中は過去問を解き、午後は解説、塾の開いている時間は家でやっている学習を教室でやるという感じをベースに、GWは3日間、夏休みは5日間、平戸で勉強しました。寝泊りは塾の二階のゲストハウスだったので、寝る直前まで勉強できたこともよかったです。また、昼食の時などは、平戸市内のいろんなところに連れていってもらったり、夏合宿最終日には海水浴にも連れていってもらいました。山奥に住んでいる僕にとって、海水浴も貴重な経験でした。

ラ・サールに行ってやろうと思っていること・楽しみなこと

ラ・サールは高校生クイズ常連校なので、僕もクイズ研究会に所属したいと思います。また、徒歩0分のところに寮があるので、クイズ研究会のない日は、運動部にも所属したいです。一方で、ラ・サールは塾に通わなくても勉強が完結できると聞いたので、授業にしっかり参加し、寮の義務自習の時間も活用して、勉強面で遅れをとらないよう努力したいです。そして何より、全国各地から集まってくる同級生と、切磋琢磨し、生涯の友を作りたいです。

これからラ・サール中を目指す人にアドバイスと激励を

合格するためには、やはり日々の努力が必要だと思います。「ラ・サール中へ行きたい!」という意志があれば、きっと努力は続けられます。また、ラ・サールOBでラ・サールの問題を知り尽くした井上先生は、その努力をサポートしてくれます。入試本番で普段の実力を出すためには、体調管理、深呼吸、そして自分を信じること!努力は裏切りません。きっと努力は実を結びます。夢への切符「合格」をつかみ取れるよう、頑張ってください!