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イメージの支流

 個展の準備のためにゲームの時間がほとんど取れず、最近ようやくちょっとずつ進めています。今プレイしているのはニンテンドースイッチの「ゼノブレイド3」です。
 はい、今回はゲームのお話、、、ではなく制作の話です。
 ゼノブレイドとは、私が中学生の時にプレイした「ゼノギアス」というゲーム制作スタッフが作った作品です。その後「ゼノサーガ」というシリーズが作られたのですが、サブタイトルに”善悪の彼岸”や”ツァラトゥストラはかく語りき”などニーチェの著作名を冠しています。また、作中にはユング心理学の用語が使われキリスト教の世界観をベースにした物語が展開します。
 私は青春時代にこの“ゼノ”シリーズに多大な影響を受けて育ちました。
 20代前半でユング心理学やフロイト、ニーチェなどをよく読んでいました。難しすぎて理解しているとはいえませんが、制作には少なからず影響を受けていますし、現在でも関連のある書籍をメインテーマである民俗学の本と並行して読んでいます。作品のイメージに直接影響があるものは少ないのですが、ゼノブレイド2の楽園のインパクトは自身の作品にも露骨に現れています。
 固有名詞ばかりで読みづらいところを読んで頂きありあがとうございます。ゲームの話は上っ面をなぞるだけで長文になってしまいます(笑)
 他にも影響を受けたアニメなどもあります。そういった物を入り口にいろいろなことを知り、制作の一助となっています。たまにはこんな記事も書いていきます。

中学生の時に買ったゲームソフトと今頃になって販売された当ゲーム登場機体ヴェルトール。

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