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見たことない名作映画解説【LEON】


初めまして、平林朗と申します。
タイトルにあるように、見たことないけど、名作と言われている映画の内容が知りたい方向けに、映画のざっくりとした内容と、感想を書いていきたいと思います。

【LEON】
ジャンレノ演じる、殺し屋の主人公レオンと、ナタリーポートマン演じるヒロインマチルダの出会いから始まる名作映画のレオンの紹介です。


画像引用元:https://www.amazon.co.jp/%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%B3-%E5%AE%8C%E5%85%A8%E7%89%88-DVD-%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%8E/dp/B00B8IQKJI


あらすじ


同じアパートに住む不良少女マチルダと殺し屋のレオン、
二人は顔見知り程度の関係だった。
ある日、マチルダの父親が麻薬を盗んだ事によって元締めの悪徳警官であるノーマンに家族全員を殺害されてしまう。
偶然買い物に出ていたマチルダは生き残り、レオンに保護され共に生活する事となった。
マチルダは復讐の為、レオンの殺し屋としての仕事を手伝いながら徐々に殺しの技術を覚えていくが、ノーマンとの闘いの末、マチルダの助けに入ったレオンはノーマンに手榴弾をもって自爆し、マチルダは一人になってしまうのだった。


【感想】
大変面白かったです。
世間を知らない子供のような大人と、大人びた心を持つ少女の生活の対比がとても印象的な映画です。

レオン自体の心はまったくの子供というわけではないですが、映画館でコメディ映画を鑑賞したり、仕事を受けるときにはボスに諭されていたりと、全体的に生活面では不安を覚えます。

しかし、仕事ぶりは一流と呼ぶにふさわしいほどの腕前で、映画内では機動隊を圧倒するほどの強さを見せます。

対してマチルダは、家庭環境が劣悪な事もあり、周囲とはなじめず、年齢よりもどこか大人びた雰囲気を感じさせます。

しかし、レオンに黙って復讐へ行ってしまったり、たびたび仕事の邪魔をしたりと、勝手な行動が目立ち、まだまだ幼さを感じさせる面もあります。

二人のかなりちぐはぐな生活は見ていて不安になる反面、親子、教師、恋人、兄弟のどれでもない不思議な関係となっていくのがどこかノスタルジックな温かみを感じさせます。

印象深かったシーンでいうと、麻薬の売人を殺した後、マチルダが麻薬に火をつけるシーンがあるのですが、当然レオンはそれをやめさせようとしますが、マチルダの「これは女も子供も殺すの」という言葉を聞き、黙ってしまうというシーンがあります。 レオンは女、子供は殺さないというルールをもっており、家族を殺されたマチルダの心を理解し、黙って麻薬が燃えるのを見守るのですが、この二人はどうやっても家族にはなれないというわびしさを感じました。

以上です、興味がわいた方は是非ご覧になってみて下さい。

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