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売れなかった雑貨の話3(最強のライバル)

スマホ封印雑貨をつくっていた私は、途中で気づいてしまった。世の中にはすでに、スマートフォンを封印するのに最も適したアイテムがある。

それは紙製で、封筒のかたち。ここまではスマホ封印太郎と同じ。

そしてコンビニで買えて、破ろうと思っても安易に破れない(心理的に)もの。

さて、わかりますか。ヒント、破れないには二種類あって、ひとつは、もったいない。もうひとつは、固すぎて破れない。

今回のケースは、もったいなくて破れない。もったいなくて破れない紙は、たとえば綺麗な紙(美しいもの)、あるいは金券切手、お札類(金銭的価値のあるもの)。

こたえ。

コンビニで売っていて、金銭的価値があり、スマートフォンを入れるのに適した大きさの封筒。それは、郵便局の「スマートレター」。180円で手に入る、郵送用につくられたもの。レターパックのちっちゃいやつ。

これにスマートフォンを封印しよう。思い立ったらコンビニで買って、ぶち込むだけ。

シールで蓋をしたら、ほら、簡単には破れない。開けたら180円の封筒が無駄になる。

ひとは、たとえ1円切手でも、破ることはしない。180円の封筒を破るのは、相当勇気がいるのだ。

破った後、捨てることを思うのも悲しい。

厳密に言えば郵送用として使っていないスマートレターを破った(毀損した)場合は、郵便局に持っていけば手数料を差し引いて交換してとらえるかもしれないが、何より恥ずかしいし面倒だ。

まとめ

スマホを封印することは、自分に負荷をかけること。

それを手軽に、効果的に実現できる商品、それは「スマートレター」だった。

テクノロジーに頼らない。金銭的価値を持つ封筒で、物理的に包む。それだけで、スマホは、完全に取り出せなくなってしまう。

180円でスマホのない時間を買えるとしたら、安いものだ。その時間を何に使おう。勉強、リラックス、集中、旅行...

デジタルデトックス(スマホ断ち)には※スマートレター。これが結論。

※本来郵送用のものなので、使い方が違うけれど、この封筒こそが、私の目指していたもののひとつの答えだった。

おわり。

注 スマホ封印はあくまで自己責任でお願いします。

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