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三人称日記~自分へ好きという

彼は会社に行った。今週は月曜日が祝日だったため、いつもより一日少ない。だが、なんだか疲れたと感じていた。

彼は自分で自分のことを平凡、あるいは平凡以下であると認識している。自分の設定次第で、人生が変わると聞いたことがあるにも関わらずだ。

仕事において、大きな成果を出したことがないからだ。仕事を面倒なことだと捉えているから生じる結果だろう。あるいは彼が、現実を見て、彼自身を定義してしまっているからかもしれない。

それが普通だと彼は考えていた。普通でないといけないと。自分はできないやつで、仕事も頑張っていないのだから、避難されて当然だと。

私が仮に神様だとしよう。私は彼のことが可愛くて仕方ないだろう。また彼が悩む姿をハラハラしながら楽しむだろう。つまりだ、どんなことがあったとしても、神様からしてみれば可愛いのだ。

彼は荷物をまとめて、帰路に着く。
喉に痛みを感じた彼はマスクを着ける。

私は彼のことが好きだ。どうしようもない部分も、光る部分も全部だ。味がある。そのまま進んでいくのだ。絶対に上手くいく。何があってもいい。大丈夫、未来では君は成功してる。私は彼に語りかける。彼のこころに染み込むように。

東京都在住/埼玉県出身/営業マン/ゲーム好き/アニメ好き/映画好き/心のこと興味ある/英語に興味ある/興味を得た情報のアウトプットします/あとはなんかしらの創作活動できればいいかなと思います。