平澤、いつか何かやる

今週も読んでいただきありがとうございます。

僕には、すごく自分のことを理解してくれる友人がいまして、一応文章にする上で便利なので「友人」と書きましたが、友人って言葉も親友って言葉もピッタリこないような、不思議な距離感の友人です。一応補足しておくと、恋愛関係とかでもないです。

彼は元同期です。
養成所卒業した後、彼は芸人を辞め、今は別の道へと走り出していますが、こんなに気が合う人はもう今後現れないんじゃないかと思うような、それくらい自分と価値観の近い人間です。

たかが23歳が何を言ってるんだと自分でも思いますが、でもそう言いたくなるくらい、他とは違う友人だと思ってます。

初めて会ったのは養成所の授業の初日で、作り話みたいな話になってしまうので、信じていただけないかもしれませんが、彼を見て話す前から、コイツとは気が合いそうだなと直感で分かりました。
僕は普段人見知りで、なかなか自分から声掛けにいけない人間なのですが、その時は何も考えずに彼に声をかけました。

それから、あっという間に仲良くなり、ネタのことや相方のこと、他の人に話しても相手にしてもらえないような悩みをたくさん話しました。

僕は彼と何かやりたいです。

とても漠然とした目標で、まだ何をすればいいか分からないのですが何かがしたいんです。

彼とは観てきたものや好きなものがとても似ていて、好きな漫画やバンド、そしてお互い「たりないふたり」に強く影響を受けていました。

「たりないふたり」は、オードリーの若林さんと南海キャンディーズの山里さんの漫才ユニットなのですが、養成所時代ずっと、ユニットでいつか漫才をやりたいと言う話をしていました。
樹来とずっと漫才とラジオを続けるという目標とは別に、僕が密かに抱えていた目標でした。

彼はお笑いから離れてしまい、もう一緒に漫才をすることは難しいかもしれないです。でも別に漫才じゃなくてもよくて、ラジオでもトークライブでもYouTubeでも、もっとこの先できる新しいコンテンツでも、何かがしたいんです。
彼と僕との会話が、誰かに面白いって認めてもらえたら、それを想像するだけで、ちょっと嬉しい気持ちになれます。

今は各々力をつけ、僕は樹来と漫才を頑張り、彼は彼で、彼のフィールドで腕を磨き、そしていつか2人の会話をどこかで誰かに観てもらいたいです。
そしてそれが誰かに面白いと思ってもらったら、自分たちの価値観・考え方は間違ってなかっだんだ、と少しだけ胸を張って生活することが出来るようになると思います。

色んな人に認めてもらいたいです。
「褒めて欲しいからやってるの?」とか言うやつがいますが、褒めて欲しくて行動することの何が悪いって思います。

まだまだ先の話で、もっとやらなければならないことがたくさんあると思いますが、いつか彼と何かやりますので、その時は是非是非見に来てください。そしてその時は、良ければ嘘でもいいので褒めてくれると助かります。全然嘘大歓迎です。僕にバレない良い塩梅の嘘をお願いします。


暖々日和
平澤

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