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#24 生徒同士が日本語学習仲間になった話

2023年の年末に、もうかれこれ3年以上レッスンをしている生徒Bさんから、自分と同じレベルくらいの生徒を紹介してほしいと言われた。

毎日、日本語の会話の練習をしたいそうだ。

以前、instagramで有名な日本語先生のDiscordに入っていたみたいだけど、人が多すぎたり、あまり活発な活動をしていなかったり、書き込みしてもどうやらなんだか嫌な経験をしたそう。

そんなBさんが思いついたのが、私の生徒さんを紹介してほしいということだったそうです。

これは、私にとって初めての依頼だったし、今まで言語交換というアイディアはあっても、同じ日本語学習者同士をマッチングするという経験はありませんでした。

そして、どうして私にお願いすることになったかというと

私の生徒さんだったら、いい人に違いない
そして、私を先生として選んだということは、それだけでも信頼できる

という、ありがたい理由でした。

そこで、話を聞いた上で、ピン!ときたDさんにBさんのメッセージを送って、Dさんが興味を示したので、私が橋渡しをしました。

二人は今毎日やりとりをしているそうで、なんだか二人の反応をレッスンで観察していても、いい方向にいっているのです。

二人がやっているのは、

メッセージアプリのVoice機能を使って1日1つボイスメッセージを交換

なんですが、これがなかなか良さそう。

  • 自分の声を聞いて発音やピッチを確認できる

  • 相手が「これはどういう意味?」と自分の発話について聞かれた時には、自分が説明しなければならない。

  • 文法や語彙のアウトプットにもなる


二人とも、自分をモニタリングできるようになりつつあるようにここ数日のレッスンで感じました。


ネイティブとの言語交換じゃなくても、同じ言語を学んでいる同士のスタディグループもいいですね。

今年は、スタディグループを作って、時々イベントのように文法チャレンジをしてもいいかもしれないな、など色々アイディアが浮かびました。
二人を使ってまずは実験してもいいかもしれない。

また、この2人の変化もちょこちょこと記録していきたいと思います。





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